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プロの将棋界には、「王子」と呼ばれる棋士たちがいます。
最近は棋士にはカッコいい人が多いことがだんだんと世間にしられてきていると思います。
でも皆さん、将棋界に「王子」が全部で何人いるか、ご存じですか?
ここでは、計7名の将棋界の王子についてまとめてみます!
目次(もくじ)
プロ将棋の業界で、単に「王子」といえば、「東の王子」と「西の王子」を指します。
東と西、つまり関東と関西それぞれに、新・旧の王子が一人ずついるので、2かける2で計4人います。
現在「西の王子」と呼ばれているのが、関西の若手有望棋士である斎藤慎太郎七段です。
さわやかな好青年として棋士や将棋ファンの間で評判の斎藤七段は、将棋界有数のイケメンといわれています。
=> 【炎の七番勝負での藤井聡太四段への評価 詰将棋の覇者として】
タイトル戦初登場となった棋聖戦5番勝負での初々しい様子が印象に残ったファンも多いと思います。
個人的には、王座戦本戦で藤井七段を止めて、しかも渡辺棋王に勝って挑戦者になったのがとてもカッコよかったです。
現在の「東の王子」は、関東の若手棋士、中村太地王座です。
知的で話がうまい中村王座は、斎藤七段と同様に、イケメンとして人気があります。
しかも、「王座」というタイトルをもっている、トップ棋士の一人です。
将棋界の第一人者である羽生善治先生に勝ってその地位にいます。
王子という呼ばれ方には、若干の照れがあるようです。
以前、「ニコニコ超会議2017」のときに、永田実アナウンサーが、「東の王子」と紹介しようとしたら、「やめてください」といっていました(笑)。
斎藤慎太郎七段の登場以前に、「西の王子」と呼ばれていたのが、山崎隆之八段です。
NHK杯などの「早指し」将棋で優勝するなど、すばらしい実績のある棋士です。
若手時代から「新人王戦」で優勝するなど、存在感を示していました。
間違いなくイケメンなのですが、「超会議2017」のときは、斎藤七段こそ本物の王子ですよ、と謙遜しておられました。
阿久津主税八段は、中村王座以前の「東の王子」だそうです。
全棋士参加棋戦での優勝経験もある強い棋士です。2018年度に順位戦でA級に復帰しました。
A級は、一度いたことがあるだけでもすごいクラスなので、これだけでも素晴らしい実績のある棋士であることがわかります。
飄々とした雰囲気でありながら貫禄もあり、カッコいい棋士です。
若手棋士の黒澤五段も、Abema TVに解説で出演した際に、カッコいい棋士として、阿久津先生の名前をだしていました。
ちなみに、2017年の超会議のときは、阿久津先生以外の東西の王子が全員出演していました。
永田さんは、阿久津八段がいたら、王子コンプリートですね、と楽しそうにコメントしていました。
さすが将棋好きアナウンサーですね^-^
東西の王子4名を紹介しましたが、他にも「王子」がいるようです。
広瀬章人八段は、A級棋士で、他の棋戦でもトップ争いをするなど活躍している棋士です。
タイトル経験者でもあります。
広瀬八段は「穴熊」という戦法が好きだそうです。
「穴熊王子」とか、「振り穴王子」というあだ名で呼ばれています。
「振り穴」というのは、「振り飛車穴熊」の略です。
「王子」の由来はわかりませんが、広瀬先生もイケメンには違いないので、お似合いのニックネームだと思います。
最近は穴熊以外の将棋を指すことが多いイメージですが、この異名は残って欲しいですね^^
ちなみに、「変猫」という作品のタイトルは、広瀬八段のこの異名に由来するそうです。
以前にもこのブログでとりあげた個性派棋士・糸谷哲郎八段。
A級棋士でタイトル経験者でもあり、A級デビュー戦で羽生竜王を破るなど、その実力についてはいまさらいうまでもありません。
以前にも書いたように、グルメな糸谷八段は、「西のスイーツ王子」と呼ばれています。
=> 【A級棋士・糸谷哲郎八段が登場の将棋とパフェ(と哲学?)のイベントとは】
「超会議2018」では、特別企画で、目隠しをして将棋の解説をしていました。
同じく目隠しをした加藤一二三九段と一緒に、早口な棋士同士の猛スピード解説をしていました。
解説終了後、糸谷八段が目隠しをとったとき、ニコ生の放送画面には、「カッコいい」というコメントが流れていたように記憶しています。
普段は眼鏡を着用している糸谷八段の、貴重な裸眼姿がみられたためです。
裸眼の糸谷先生は、眼光がするどく、普段のお茶目な様子とのギャップがファンの心をつかんだのだと思います。
「王子」は英語で「プリンス」といいます。
プロ将棋の世界(棋界)で「プリンス」というと、すでに故人となってしまわれた真部一男九段がいました。
その真部先生と同じく、「棋界のプリンス」と呼ばれたのが、郷田昌隆九段です。
若い頃の郷田先生の写真をみると、まさに「王子」というべくルックスであることがわかります。
もちろん、今でも非常にカッコいい棋士ですが、最近はストイックなだけでなくお茶目な印象もあります。
羽生世代の代表格の一人である郷田九段は、タイトル戦を何度も戦ってきた強豪棋士です。
終盤力が高く、解説者として中継にでてくると、非常に頼もしいです。
「魂の7番勝負」でも、堂々と若手強豪棋士の挑戦を受けて立っていました。
=> 【かっこいい将棋棋士・ベスト3を2017年の活躍から選んだ】
いかがでしたか?
この記事では、「将棋界の王子」について特集してみました。
本当にカッコいい人ばかりですので、是非中継などでチェックしてあげてください^^
「王子」たちの他にも、イケメン棋士はいますので、機をみてまた記事にできたらと思います。
また、ここではとりあげませんでしたが、将棋が強すぎて、「○○王子」ではなく「○○王」と呼ばれた棋士もいたりします。
将棋の世界は色々と面白いですね。
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AbemaTV「炎の七番勝負」司会者の永田実アナウンサーについて