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2018年5月13日(日)に、将棋とパフェのコラボイベントなるものが行われるそうですね!
将棋とパフェに一体どのような接点が?気になりますね^^
ここでは、この「将棋パフェイベント」について、インターネット上で集めた情報をまとめます。
そしてさらに、このイベントよりも前に開催された「ニコニコ超会議2018」で得てきた情報も書いておきます。
目次(もくじ)
将棋とパフェがコラボする謎のイベント(笑)。
どういうイベントなのでしょうか?
なんと、パフェの専門家(?)らしき人と、将棋の専門家(つまりプロの棋士)が登場するのです。
「パフェ」側の専門家として登場するのが、斧屋(おのや)さんという方です。
パフェをエンターテインメントとしてとらえ、多くの人に普及するために活動されています。
なんと斧屋さんは、1日一つ以上のペースでパフェを食しているそうです。すごい。。。
パフェの本も出しています。その名も、「東京パフェ学」。
パフェについて色々と「考察」されているそうです。
ところで「考察」って、将棋でよく使う「検討」という言葉と似た響きがありますね。
どうやらこのあたりに、パフェと将棋とで相通じるものがあるみたいです。
余談ですが、「パフェ三原則」という言葉がでてくるそうです。SFの「ロボット三原則」にちなんでいるのでしょうか?分野(?)の外の色々な考え方を吸収する柔軟な姿勢がうかがえますね。我々将棋ファンも見習って、将棋外のことも上達の糧としていきたいですね^^
将棋側の出演ですが、トップレベルの棋士が登場します。
糸谷哲郎八段です!
将棋界最高のビッグタイトルである竜王位を獲得したことのある糸谷先生。
2017年度も、王将リーグで好成績を残し、順位戦ではB級1組からA級に昇級を決めるなど、まさにトップクラスの棋士です。
「食レポ」的な仕事もされていて、グルメなイメージのある糸谷八段ですが、甘い物が好きなことでも知られているとのことで、妹弟子の山口絵美菜女流によると「西のスイーツ王子」なんていう異名もあるそうです。
「DJダニー」の企画や藤井六段との公式戦での対局、「ニコニコ超会議2018」などで活躍して注目の糸谷八段が、将棋とパフェという異色のコラボレーションを盛り上げます!
将棋側からの出演者は、もう一人います。山口絵美菜女流1級です。
イベントでの肩書は、「コーディネーター」。
かっこいい。山口女流1級、敏腕そうなのでお似合いの肩書ですね。
実際、このイベントは山口女流1級が「1から立ち上げた」とのことで、そのアクティブさに頭が下がります^^
実はそもそも、この将棋-パフェイベントのきっかけは、山口女流1級がつくったのです。
「東京パフェ学」という本を、「将棋連盟女流棋士会Web Site」で紹介し、それに対して斧屋さんから反応があり、そこからイベントをやろうという流れになったみたいです。
「スイーツ王子」の糸谷八段が同じ森門下で山口女流1級の兄弟子だったので、今回のようなインパクトあるイベントにつながったわけで、面白いことというのは、色々な縁が重なって起きるものだなーと、妙に感心させられます(笑)。
事前に申し込みしていなければ参加はでいないのですが、やはりどこでやるのかは気になりますよね。
イベントの開催場所は四谷の「ねこまど将棋教室」さんです。
「ねこまど」さんは、将棋の普及のための事業をされている会社で、私もツイッターでよくタイムラインに表示されるので、お名前(社名?)は知っていました。
将棋に関わってくれている会社の中でも、是非チェックしておきたい会社ですので、今回のイベントをきっかけに、そろそろ調べておこうかと思いました^^
さて、肝心のイベントの内容ですが、気になるのでまとめておきましょう。
おそらく、この記事執筆の2018年5月12日の時点で、すでに参加はできませんが、後学(?)のため、是非書いておきたいですもの(笑)。
イベントですが、将棋をよく知らなくてもOKなイベントで、斧屋さんのブログによると、「パフェが好きなら楽しめる」そうです。
さらに、将棋のルール説明もあるそうなので、これをきっかけに将棋に興味をもつ人がまた増えたら嬉しいですね^^
さらに、「パフェの基礎知識」なるものも紹介されるそうですので、パフェにも詳しくなくても大丈夫だとか。
そうなると、まさに「誰でも参加可能」な企画ですね。最近の将棋イベントの方向性ともマッチしていますね^^
イベントには、「構造学」からパフェと将棋の共通点を紐解く、とか、ちょっと難しそうな雰囲気があります。
その一方で、将棋好きにはわかりやすい言葉による説明もなされています。
パフェにも序盤~終盤、そして感想戦がある
パフェの序盤・中盤・終盤ですか。興味深いですね。
やっぱり、いいパフェほど隙がないのでしょうか?
また、パフェには「3手の読み」があるみたいです。
これはちょっと興味深いですね。
普通、物を食べるときに先読みとか、あまりしないのですが(笑)。
パフェという素晴らしい食べ物を食べるには、そのくらいの真剣さが必要なのかもしれませんね。
さらに興味深いのは、斧屋さんのツイッターでの次の一言です。
5月13日パフェ×将棋イベントですが、パフェの大盤解説をやります。 パフェの大盤解説をやります。 パフェの大盤解説をやります。 糸谷先生も山口先生も大盤解説に参加してくれるはず。
「パフェの大盤解説」。今回一番気になるワードですね。
ちなみに「大盤」というのは、ホワイトボードみたいなやつで、本来は、将棋の解説のために磁石でできた将棋の駒を貼って動かして使うものです。
後、斧屋さんのサイトによると、「実食もあるかも」とのことで、参加される方は実にうらやましいです^^
糸谷八段は、大阪大学の大学院で哲学の研究をしたことでも有名です。
トップレベルの将棋のプロながら、「大阪大学大学院文学研究科博士前期課程終了」という高い学歴ももつ、すごすぎる人物ですよね。
そんな糸谷先生が、「ニコニコ超会議2018」で、叡王戦第2局中継の解説者として出演した際のこと。
聞き手の塚田女流や里見咲紀女流とのトークの内容が、グルメの方向にいくことが何度かありました。
その流れで、今回紹介している将棋とパフェのイベントの話もでました。
なお、この話が出たのは「ニコ生」での放送が終わって以降の時間でしたので、現地で参加した人しか聞けなかったと思います。
糸谷先生は、「パフェと将棋とどういう関係が?」みたいな疑問に答えるように、「パフェにも序盤・中盤・終盤が」という説明をされていました。
パフェには層があって、アイスの層とかコーンフレークとかの層があったりしますよね。
その食感とか、食べる順番とかが重要らしいです。
お寿司を例にして、「順番」の大切さを説明していました。
お寿司でも、味が薄いものから順番に食べるでしょう、という感じで。
聞き手の里見咲紀女流も納得したようでした。
なお、里見女流は、パフェのコーンフレークはただの「かさ増し」だと思っていたと発言し、糸谷先生がたしなめていました(笑)。君もこのイベントに参加して、色々教わりなさい、みたいな感じで。
そして、糸谷先生によると、このイベントはパフェと哲学のコラボなのだそうです。
将棋じゃないんですね(笑)。
斧屋さんの方も、出演者3名ともに文学部出身なので、話が文学・哲学的な方向にいくかも、みたいなことを書かれています。
私は哲学も興味あるので、非常に気になります!
「構造学」というのもおそらく哲学とかの言葉ですね。
レヴィストロースの構造主義というのは聞いたことがあります。
斧屋さんはきっと、哲学の手法を「パフェ研究」に応用・実践されているのではないでしょうか?
いかがでしたか?
今回は将棋とパフェのコラボレーションという、意外なイベントについてまとめてみました。
出演者やイベントのきっかけや趣旨について私が得た情報を共有してみました。
ちなみに、このイベントの申し込み締め切りは、2018年4月13日でした。
やはりイベントに参加するには、少なくとも1ヶ月以上前には情報を得ている必要があるようですね。
このイベントの存在自体は私も先月から知っていたのですが、面白さを完全に軽視していました(笑)。
参加される方は、パフェや将棋の哲学とはどのようなものか、そしてそれがどのように「解説」されるのか、是非見届けてきてください^^
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