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藤井聡太四段の免状キャンペーン以来、このブログでも
毎回チェックしてきた、将棋連盟の免状キャンペーン。
もう最終日になってしまいましたので、
そろそろ記事にしておきたいと思います。
キャンペーンの内容は、藤井聡太七段関連の特典がもらえる、というものでした
(と、過去形にしていますが、一応、この記事投稿時点ではキャンペーン期間内です)。
目次(もくじ)
それではさっそく、今回の免状のキャンペーンについてみていきたいと思います。
ここで情報をまとめようとしている免状キャンペーンですが、
平成30年12月1日から平成31年3月31日までのものです。
西暦でいうと、2018年12月1日から2019年3月31日までの期間です。
このブログでは、西暦を使うことが多いですね。
昔の将棋界の話題もたまに扱うので、昭和の時代も話もあり、
何年前なのか計算するために西暦に直したりしているのです。
でも平成ももうすぐ終わってしまうそうですので、最後くらいは
積極的に使うようにします(笑)。
この期間の免状キャンペーンの特典は、
「銘々皿」というお皿です。
お皿に、藤井聡太七段の揮毫(筆で書かれたサイン的なもの)が書かれているのです!
この期間中、初段以上の免状申請者から限定400名様に特製・藤井聡太記念銘々皿(カシュー塗・非売品)をプレゼント!
もらえる人数は、「限定400名」となっています。
この400という数字は果たして、大きいのか小さいのか。。。
免状申請者というのが、どのくらいの数いるのか、いつか調べてみたいですね。
お皿についてのさらに詳しい情報は、後述します。
キャンペーンでは毎回、四段以上の申請はにはさらなる特典がついていますね。
今回もありました。
さらに四段以上申請の方には先着50名様に「2019将棋カレンダー」を贈呈。
こちらは、先着50名だそうです。
楽天から、将棋連盟の商品を購入できるのですが、
今、楽天の将棋連盟のショップページをみたら、
将棋カレンダーはみあたりませんね。
なので、こちらもそれだけ人気で貴重な品なのでしょうね。
免状申請特典となっている、藤井聡太記念銘々皿。
残念ながら、何を「記念」したものなのかは明記されていないのはさておき(^^;)。
「非売品」とあるので、他では手に入らない
貴重なものだというのはわかると思いますが、
その魅力をもう少し書いておく方がいいかもしれませんね。
それでは、もう少し詳しくみていきましょう!
まず、「銘々皿」というのは、聞き慣れない言葉ですよね。
どういうお皿なのかというと、次の通りです。
皆の分を一緒に盛りつけた料理や菓子などをひとりひとりに取り分けるのに用いる、小さな皿。 (出典: コトバンク https://kotobank.jp)
要は、取り分け用の小さいお皿のことですね。
「各自」とか「各々(おのおの)」という言葉をご存じかと思います。
最近の日本人はあまり使わないと思いますが、
「おのおの」と同じ意味の言葉で、「銘々(めいめい)」というのがあるのです。
なので、「銘々皿」は、それぞれの人のお皿、という感じですね。
今回もまた、将棋を通して新しい知識が増えました。勉強になりますね!
食事用のお皿なので、藤井聡太記念銘々皿をもらった人は、
毎日の夕食などで使えるんですね。これは中々よさそうですねー。
以前の免状キャンペーンの駒箱もそうでしたが、
特製銘々皿は、「カシュー塗り」です。
このカシュー塗りとは、何か?
前にも気になって調べたのですが、
そのときは記事では書きませんでした。
しかし、すでに3度目の「カシュー塗り」登場となるので、
私でなくとも気になってきますよね(笑)。
カシュー塗りとは、カシュー塗料という塗料を塗ることです。
主な原料がカシューであるため、そう名付けられました。
カシューというのは木で、お菓子などに入っていることもあるあのカシューナッツがなります。
カシューナッツは、ウルシ科の常緑高木であるカシューの木に実る果実の種子です。
(出典: https://www.rawfood-lohas.com/cashewnut.shtml)
カシューの木は、ウルシ科なんですね。
日本の伝統工芸で漆(ウルシ)塗りというのがあります。
漆もカシューも同じ「ウルシ科」の植物なので、
なるほど、「漆塗り」があるのなら「カシュー塗り」というのがあっても不思議はないですね。
カシュー塗りを発明したのは、大橋塗料という会社です。
正式には、カシュー樹脂塗料というみたいですね。
昭和23年の発明だそうで、70年くらいの歴史があります。
そんなに長く続いているということで、素晴らしい発明のようですね。
【参考ページ(外部リンク)】 カシュー塗料の専門店大橋塗料
将棋が好きな人の中には、日本の工芸品とかも好きな方もいると思うので、
興味をもたれた方は、色々調べてみるといいかもしれませんね(^^)。
カシュー塗りがほどこされた特製銘々皿。
お皿には、藤井聡太七段の書いた文字が書かれています。
一応注意しておくと、直筆ではありません。
連盟サイトに書かれていた説明で、次のようなものがあります。
それぞれのお皿に思いをこめて揮毫されています。(カシュ塗り・印刷)
「それぞれのお皿に」とあるので、最初、
藤井七段が一つ一つのお皿に書いたのかと思ってしまいました。
ところが直後に「印刷」とあるので、どうやらそうではありません(笑)。
では「それぞれのお皿に」、とあるのはどういうことなのかというと、
お皿の種類がいくつかあるからなんですね。
連盟に掲載の写真からすると、全部で5種類ありますね。
しかも写真には、お皿を立てるやつ(?)も写っています。
この5種類のお皿用に、藤井聡太七段が、心をこめて文字を書かれたのですね。
そう思うと、とてもありがたいですね。
もらった人にとっては一生の宝になるでしょうね。
さてそれでは、その5種類の揮毫に書かれた文字が何かについて、
写真から推定してみた結果をまとめます。
少し写真の解像度が微妙でわかりにくかったのですが、次の通りですね。
藤井七段の揮毫としてお馴染みのものですね。
最後のはもちろん、「詰将棋の図面」という文字が書かれているのではなく、
手書きの詰将棋の図面がお皿にプリントされているのです。
藤井七段が詰将棋の図面を揮毫するのことは、他のグッズなどでもお馴染みですね。
今回は、将棋の免状のキャンペーンについての情報まとめを行いました。
なぜキャンペーンの締め切り間際にこういう記事を投稿するのかというと、
将棋ファンとして、様々な観点から、
将棋界の動きをチェックし、記録にも残しておきたいと思うからです。
特に最近数回の免状のキャンペーンをみると、
将棋界の勢力争いの動きがみえてくるような面もあるかと思います。
(特に、前回の若手棋士のキャンペーン)
藤井七段にしても、前の藤井聡太キャンペーンでは、まだ四段だったのに、
他の棋士(羽生先生)のキャンペーンをやっている間に、
七段にまで昇段してしまっています。
次のキャンペーンもまた4月1日からさっそく始まるのでしょうか?
あるとすれば今度は誰の揮毫が特典になるのか、新年度がやってくるの楽しみですね(^-^)