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折田翔吾アマが将棋のプロになるための試験を
受験するために、「クラウドファンディング」を活用しました。
わりと短期間で集まったので、知らないうちに募集終了した、
なんて方も結構いると思います。
クラウドファンディングって、
自分が好きなもの(や人)を応援できる仕組みなので、
色々と調べてみると面白いと思いますが、
ここでは、何でもいいからクラウドファンディングに支援してみたいかも、
という将棋ファンのために、ちょっと書いてみました。
先に教えてしまうと、「ふるさと納税」の仲間で、
地方自治体がやっているクラウドファンディングがあるので、
将棋のタイトル戦などで出かける地域を応援してみるといいかも、
というものです。
以前の、ふるさと納税の記事と、いっていることは変わりませんね(笑)。
というわけで以下、よろしければどうぞ!
目次(もくじ)
まずは、全く事情を知らない、という人向けの簡単な説明もしておきます。
なので、Google検索とかからこの記事に来た方は、ここは飛ばしてもOKです。
ちなみに、「クラウドファンディング」は、「クラファン」と略されます。
将棋のアマチュア強豪、折田翔吾アマの、
プロ公式戦での成績がプロ編入試験の条件を満たしたので、
プロ棋士目指して試験に挑みます。
将棋のプロ編入試験は受験料が高く、
なんと54万円かかるそうなのですが、
折田さんは「クラウドファンディング」という方法で
資金を募ります。
では、このクラウドファンディングって何かというと、
不特定多数の人たちに出資のお願いを呼び掛けることです。
専用のサイトを使って、インターネットを通じて募集するわけです。
企業とかがやるものなのかな、というイメージでしたが、
個人でやっている人も結構いるみたいです。
何かの事業などのプロジェクトを始めるための資金を支援してもらうために使うのですが、
折田さんの場合はいわば、「プロ編入試験に受験するプロジェクト」のための
応援を募ったという感じですね。
YouTubeの将棋実況(アゲアゲ将棋実況チャンネル)でもお馴染みの折田さんは、
目標金額を大きく超える金額を集めました。
目標に達することを、クラウドファンディング用語(?)で「サクセス」といったりします。
ちなみに、クラウドファンディングでは、
支援した人には何らかのお礼(リターン)が約束されます。
将棋好きなら、かなり嬉しいリターンが用意されていたようですね(^-^)。
さて、ここからが今回の本題になります。
政府や自治体も、クラファンをやっています。
先ほど説明したアゲアゲさん(折田アマ)のプロジェクトは、
CAMPFIREというクラファン用のサイトを使用して募集したものでした。
これは、CAMPFIRE社という民間の企業が提供しているサービスで、
プロジェクトや募集者次第では、
リターンほしさや応援したいという気持ちから、
自発的に支援が集まるわけです。
一方、地方自治体など、行政がクラファンを行ったとして、
そこまで支援金が集まるでしょうか?
何もなければ、わざわざお金を出す人はいないと思います。
だからかどうかは知りませんが、行政のクラウドファンディングは、
ふるさと納税の仕組みを利用しています。
つまり、クラウドファンディングを介して出資(寄附)を行うと、
その分、納める税金の金額が減るわけですね。
もちろん、どちらの場合でも出す金額が変わらないし、
たくさん寄附した場合は、むしろ余計にお金がでていくことになりますが、
それでも、全額を自己負担するよりはましですね。
返礼(リターン)の魅力次第では、出資してもいいかも、と思えたりするかもしれませんね。
ちなみに、このようなふるさと納税の枠組の中で行われる
行政のクラファンのことを、ガバメントクラウドファンディングと呼びます。
将棋ファンの場合ですが、以前からいっているように、
タイトル戦の番勝負を観にいく方の場合は、
その開催地になるような地域を応援するのもありですね。
天童市とか、将棋のタイトル戦といえばここ、
という定番の開催地の支援もいいのですが、
私なんかだと、もう少しマイナーなところを応援したくなります。
昨年度の竜王戦7番勝負のときに、いいな、と思った開催地が、
指宿(いぶすき)と下関(しものせき)です。
実は、下関については、
わざわざ調べて記事にしようかと思っていたくらいです。
下関市の公式観光サイトが、とてもきれいなサイトで感心したりしてました(笑)。
後、市のwebサイトからクラファンをやってることを知ったのですが、気合い入っていていいな、とも思ったり。
今(この記事投稿時点)なら、下記のプロジェクトなんかがいいかもなー、と感じます。
グランピングステージ島戸プロジェクト~ちょっとお洒落なアウトドア体験をあなたに~
過疎化、つまり人があまり住まなくなった地域を使用して、
田舎暮らしを体験できる場所をつくってみよう、という事業計画みたいです。
もちろん、これはほんの一例であり、将棋と関係ないし、
タイトル戦見学のついでに行けるような場所ではないかもしれません。
なので、ご自身で気になるものを、色々と探してみるのがいいでしょう(^^;)。
YouTuberでもある将棋のアマ強豪・折田さんのプロ試験挑戦のための資金が、
クラウドファンディングで集まりました。
このように、企業や店舗などの事業者だけでなく、
個人が活用しているクラファンですが、
行政も、ふるさと納税のシステムを活用して募集しています。
残念ながら折田さんの支援を知らずに終わってしまった、
という将棋ファンは、タイトル戦の開催地(の属す都道府県や市)などを
行政のクラファンで応援してみるのも、楽しいのかもしれません。
*もちろん、将棋以外のジャンルで、個人を含む様々なクラファンをみてみるのも面白いと思います(^-^)。