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2019年の3月31日に開催の第16回詰将棋解答選手権チャンピオン戦。
第15回までの大会で4連覇を継続中の高校生棋士・藤井聡太七段が
参加する可能性が高いので楽しみですね、というような記事を
少し前に当ブログで投稿しました。
その後、新たな情報らしきものが得られましたので、
続報としてここに投稿します。
情報源ですが、あるニュースサイトの記事です。
【参考ページ(外部リンク)】さすがの藤井聡太七段、10秒で目隠し詰将棋解いた!谷川九段も驚き
どうやら、藤井七段は、出場を予定しているし、
しかも準備万端みたいであることがうかがえます。
今回の内容は、このニュース記事のポイントとなる部分について
まとめて、何のイベントについての記事だったのかなどの
補足や個人的な感想などになります。
目次(もくじ)
今回の情報元であるニュース記事で書かれている主な内容は、
藤井聡太七段が将棋のイベントで目隠しをして詰将棋を
解くという、普通の人には理解できないようなスゴワザを
披露した、という話題でした。
「目隠し詰将棋」も気になるところですが、
まずは、第16回詰将棋解答選手権チャンピオン戦に
藤井七段が参加するらしいことがわかる記述を
確認しておきたいと思います。
次のように記載されています。
31日の詰将棋解答選手権に5連覇をかけて今年も参戦予定だが、本番を前に貫禄を示した。
「5連覇をかけて今年も」出場を予定しているみたいですね!
「本番を前に」というのも、臨場感があっていい書き方ですね(^^)
もちろん、選手権では「目隠し」をするわけでなないですけれどね(^^;)
藤井七段の選手権への出場意志は、このイベントのときに、
トークコーナーなどの際に明かされたのかもしれませんし、
ニュース記事の担当記者の方が、記事のための取材として
質問したのかもしれません。
どちらにしても、嬉しい知らせが割と早めに入ってきて、
嬉しい気がしています。
選手権チャンピオン戦、楽しみですねー!
ところで、そもそも、その「目隠し詰将棋」を
藤井聡太七段がやったイベントというのは、
何というイベントだったのでしょうか?
ニュース記事には書かれていなかったので、
ここで情報を補って行きたいと思います。
それは、2019年3月17日(日)に開催された、
「朝日おやこ将棋フェスティバル」というイベントでした。
開催地は、大阪でした。
(なお、大阪開催だったことはニュース記事からもわかります。)
年長児から中学生までのお子さんと保護者の方が、
2人1組、または3人1組で参加できるイベントでした。
藤井七段が尊敬する谷川浩司九段、そして
そのお弟子さんで藤井七段のライバル棋士の都成竜馬五段、
詰将棋をつくるのが得意な浦野真彦八段、
藤井七段の姉弟子の室田伊緒女流二段が出演者でした。
【参考ページ(外部リンク)】朝日おやこ将棋フェスティバル
200人限定のイベントでしたが。。。
この日は親子連れ100組200人が参加。ちびっ子らに優しく詰将棋を教える場面もあった。
実際に200人参加したようですし、とても人気のイベントだったのではと想像します。
企画内容としては、詰将棋クイズや、質問コーナーなど、と告知されていましたが、
なんと実際には、藤井七段がお子さんたちに詰将棋を教える場面もあったとことで、
とても貴重な体験ができる素晴らしいフェスだったようです。
ところで、目隠し詰将棋とは、何でしょうか?
目隠し詰将棋とは、一言でいうと、
将棋盤や図面をみないで詰将棋を解くことです。
でも一体、みないのでにどうやって問題がわかるの、
と不思議に思うかもしれませんね。
解答者は、「符号」を読み上げてもらうことで、
詰将棋の出題図の駒の並びを把握します。
要は、口頭で詰将棋の初期配置を教えてもらって、
頭の中に図面をつくりあげる、という感じですね。
ニコニコ生放送でやって(おそらくかなりの)反響を呼んだ
「詰将棋かるた」という企画がありました。
あれも、詰将棋の配置を読み上げてもらって、
将棋盤や図面なして詰将棋を解く競技で、
その点では、「目隠し詰将棋」とよく似ています。
ただ、藤井七段が挑戦した「目隠し詰将棋」は、
実際に目隠し(正確にはアイマスクですが)
をして解くもののようです。
SNSなどでシェアされている情報をみた感じだと、
そうだったようです。
多分、出題される詰将棋は、大盤に並んでいるので、
お客さんは、観ることができているのでしょうね。
ところで、「ニコニコ超会議2018」では、
加藤一二三九段(ひふみん)と、糸谷哲郎八段が、
アイマスクをつけて「目隠し将棋解説」をしていました。
加藤九段と藤井七段に、アイマスク姿を将棋イベントで
披露したという新たな共通点が(笑)。
このことを加藤先生が知ったら、喜びそうですね(^^)
藤井七段は、目隠し詰将棋のときに、「10秒もたたずに」
解いてしまったそうです。
一体そんなことができるものなのか?
出題された詰将棋の難易度にもよりますが、
頭の中に図面をつくって、消えてしまわないようにしながら
読み進めるので、10秒とかは、あっという間に過ぎてしまいそうな気がします。
個人的には、5手詰とかでも、結構厳しいかも、と思います。
ただ、プロであればもっと長い手数の詰将棋でも、
10秒以内で解けてしまうものなのかもしれません。
個人的な感想としては、
どういう出題だったのかが気になるのと、
藤井七段がいつか「詰将棋かるた」に出たらいいな、
と思ったりします。
また、このようなスゴワザを目の前で目撃できた
200名の参加者の方たちは、とても貴重で
いい経験をされたと思いますねー。
藤井聡太七段には、単に目隠し詰将棋を、
10秒以内で早解きしたという以上の、
さらに恐るべき一面がありました。
なんと、出題図を読み上げで教えてもらっている間に、
だいたいどのような問題なのかを、
予想していたようなのです。
どのような問題が読めていたということは、
恐らく、どうすれば解けるのかもある程度
見当がついていたのでしょうね。
だから、早解きが可能だったのかもしれません。
問題をすべて伝えられる前に、部分的な情報から
問題の全体像がわかってしまったのはきっと、
藤井七段のこれまでの膨大な経験の
蓄積のおかげなのでしょうね。
単に解くスピードが速いというだけでなく、
真に恐るべきなのは、若くしてそれほどまでの
百戦錬磨であるという点なのかもしれません。
藤井聡太七段が、2019年3月末の詰将棋解答選手権への
参加を予定しているらしいという情報が入ってきました。
目隠しをして詰将棋をあっという間に解いてしまう、
すべての情報を与えられる前に出題意図を読めてしまう、
など、神業を披露していて、選手権出場に向けて準備万端な様子。
4連覇という、自身の記録を更新することができるかどうか、
また、今回も全問正解での優勝となるかどうか、
大いに注目しておきたいところですね!