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【*後日追記(2019/05/07)】
この記事は2019年3月22日に投稿しました。
その後、「引退試合」の日程が分かったので追記します。
竹俣紅「女流初段」としての最後の対局、女流王将戦本戦トーナメント1回戦は、
2019年6月8日に囲碁将棋チャンネルで放送されます。
将棋連盟から退会することを決め、
2019年3月までの対局をもって女流棋士で
なくなると公表されていた、竹俣紅女流初段。
最後の対局はいつなのか、それとももうないのかな、
と、私も結構気になっていました。
そんな中、女流棋士としての最後の対局を行ったという
ニュースが入ってきました。
プロとして最後の将棋は、2019年3月20日に指されたそうです。
今回は、このニュースについて、深堀してみましょう(^^)。
なお、今回の情報源は、次のサイトです。
【参考ページ(外部リンク)】女流棋士兼タレントの竹俣女流初段が最終対局 今月いっぱいで日本将棋連盟を退会
目次(もくじ)
それでは、竹俣紅女流初段としての最後の対局について、
みていきましょう!
ちなみに、その前に少しだけ余談を。
竹俣女流初段は、将棋連盟を「退会」するので、
2019年4月からは、「元・女流棋士」になり、
「女流初段」という肩書きではなくなります。
一方、引退棋士である加藤一二三九段(ひふみん)は、
もう現役ではないけれど、「棋士」であり、
今でも「九段」を名乗っていますね。
いいたかったことは、竹俣女流の場合、
3月20日の対局は、
「現役最後」の対局というよりは、
「女流棋士として最後」の対局である、
ということです。
そして、「引退試合」というのも本来、
「引退」ではなく「退会」でやめるわけだから、
正確でない表現なのですが、他にいい方がわからないので、
記事のタイトルで使ってしまいました(^^;)
最後の対局はどの棋戦だったかというと、
第41期女流王将戦でした。
女流王将戦は、女流棋士のタイトルの一つですね。
現在は7つある女流タイトルの中の一つ、女流王将への
挑戦権を争う棋戦になります。
残念ながら、竹俣女流初段は、他の棋戦では、
2018年末くらいの時点で、すべて敗退していたので、
引退試合があるとしたらこの棋戦だな、と思っていました。
予選で勝ち抜いていたので、本戦トーナメントが、もしも
3月中に行われるのなら、それが最後の将棋になるな、と。
大事なポイントは、女流王将戦は、テレビ棋戦である、
ということです。
今回の情報元のサイトでも、テレビ棋戦につき、
結果は未公表、という記述があります。
でも大事なのは、引退試合の勝敗よりも、
テレビ棋戦(の本戦)だから、テレビ放送があるはず、
という点、なのです!
「竹俣紅が将棋を指しているところが、テレビで観られるかも」
そう思うと、気になってきませんか?
そのテレビ放送の時期の予想などついては後でもう少し語ります。
将棋に詳しい方の場合、対戦相手も気になりますよね。
対局場所が東京将棋会館だったとのことだったので、
関西所属の格上が相手ではないのだろうな、とは思いました。
でも、女流王将戦の予選通過者は、だいたい関東所属のような??
なので、この情報だけからはほとんど絞れませんでした。
(女流棋士の東西の所属には詳しくないので、正確なことはわかりませんけれど。)
とか思いながら、将棋連盟のサイトをみると、
なんと、すでに、本戦のトーナメント表がでているではありませんか!!
それによると、対戦相手は、石本さくら女流初段。
竹俣女流初段と同学年、20歳の若手女流棋士です。
世代も近いし、同じ段位なので、やはり、
ライバル対決、ということになるでしょうか。
勝負の世界で戦ってきた者同士、互いに意識してきたろう思います。
Abema TV将棋チャンネルでの聞き手としての出演でおなじみの石本女流初段と、
将棋界という枠を超えた存在である竹俣女流初段との対戦。
将棋ファンとしては、かなり気になりますね!
さてそれでは、テレビ放送について、
もう少し情報や考察(?)をまとめておきましょう。
女流王将戦は、囲碁将棋チャンネルで放送される棋戦です。
地上波ではやっていません。
囲碁将棋チャンネルをみるには、
次のどれかのサービスを利用します。
ちなみに、アマチュアの活躍により、最近かなり話題になった、
「銀河戦」という棋戦も、囲碁将棋チャンネルです。
【関連記事】 将棋・銀河戦の仕組みと年間日程や対局日から放送までの期間
気になるのは、竹俣紅女流初段のプロとしての最後の戦いの、
放送がいつなのか、ですよね。
テレビ棋戦というのは、対局(収録)の日から、
放送の日までの期間がだいたいは決まっています。
だから、その期間がどのくらいかわかれば、
放送の時期もある程度は予想できます。
ところが、そう思って、過去の女流王将戦の対局日を調べると、
例年は、4月に入ってから、対局が行われてきたことがわかりました。
どうやら、女流棋士でなくなることが決まっている竹俣女流のために、
対局日を例年の女流王将戦本戦に比べて、大幅に(1カ月くらい)
前倒しをしてくれたようですね。
とても粋なはからいではありませんか。
おっと、放送の時期予想に話を戻しましょう。
トーナメント表がでているのなら、
トーナメントのどの位置かによって、
放送時期がわかるのでは?
そう思って過去の女流王将戦の放送時期をみてみました。
その結果、、、
規則性がなさそうでした(笑)。
どうやら、対局のスケジュールが組めた対戦カードから順に収録し、
収録した順番に放送しているみたいですね。
でも、そうであれば、話は早いですね!
収録日イコール対局日の順番に放送がされるのであれば、
例年よりも早く行われた竹俣-石本戦は、
普通に考えると、
他のカードよりも早く行われたでしょうから、
一番に放送されるはずです。
では、女流王将戦で、一番早いものの放送日はいつか?
2018年の第40期の場合は、最初の放送は、
2018年6月2日でした。
その前の第39期もだいたいそのくらいの日でした。
なので、結論は、次の通りです。
竹俣紅女流初段の最後の対局が囲碁将棋チャンネルで放送されるのは、
2019年6月初旬である。
このような予想を立てることができました。
竹俣紅女流初段の最後の対局について、
入ってきたニュースと、将棋連盟がサイトで
公開している情報を元にして、
色々書いてみました。
それにしても、最後の舞台がテレビ棋戦というのは、
とても華があっていいですね!
テレビの世界で活躍してきた
竹俣紅女流には、お似合いかもしれません。
すばらしい人材が将棋界から去ってしまうのはさびしいですが、
今後も学業や芸能活動で活躍していってほしいですね。
その前に、女流棋士としての一面を、囲碁将棋チャンネルで
観られる方は、是非みとどけてあげてください(^^)