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おせち料理に初詣、日本の伝統的な遊びなど。
新年といえば色々楽しいことがありますが、
福袋もその一つですね。
将棋の福袋というものも存在するのですが、ご存じでしたか?
2019年は、日本全国各地のデパートで売られています。
(各地と言っても、残念ながらそれほどたくさんの地域ではありませんが。)
将棋の福袋の中身って、何だと思いますか?
将棋グッズが入っているものもありますが、今回主にご紹介したいのはそれ以外のものです。
ずばり、「指導対局が受けられる福袋」というものです。
これは豪華ですね!(指導対局って、普通に受けると結構高いので。)
でも、指導対局が入った福袋(?)って、どういうことなのでしょうね。
今後(2020年以降)のためにも、少し詳しくみておくことにしましょう^^
目次(もくじ)
福袋で将棋の指導対局が受けられるというのは、
いきなりいわれてもピンとこないですよね^^
商品券とかみたいな感じで、「指導対局券」が入っているのでしょうか?
「肩たたき券」みたいな感じの(笑)。
まあ、それで大きくは間違っていないと思います。
ただ、福袋の指導対局の場合は、指導対局を受ける日時や場所、
それに教えてくれる棋士が、予め決まっているという点が特徴的です。
指導してくれる棋士が決まっている、と書きました。
それだけでなく、福袋に将棋グッズも同梱される場合は、
どのようなグッズがついてくるかも、
事前に公開されているようです。
「福袋」って、「当たり」と「はずれ」があったり、
中身が事前にわかっていないもの、と思っていたのですが、
将棋の場合は、そうではないようです。
実は、近年は「体験型福袋」というのが流行っているらしいです。
つまり、指導対局の福袋は、最新のトレンドを取り入れたものなわけですね。
新しいものを積極的に取り入れている(or受け入れている)
将棋連盟の姿勢は、さすがというべきでしょう^^
中身がわからない福袋には、ある種の運だめしみたいな要素があります。
運がいいと、「福」(つまりいい商品)が入った袋に当たることができる、みたいな。
多分それが「福袋」というネーミングの由来なので、
中身がわかるやつでも、何かしらの運要素が欲しいところ(?)ですね。
指導対局は多面指しで行われますが、
一人の棋士が一日に何十人も相手にするのは無理で、
指導を受けられる人数は結構限られています。
ですので、福袋がもらえる人は、抽選で当たった人です。
当選した人は、新年早々縁起がいいですね^^
抽選については、申し込んだその日に抽選会が行われる場合もありますが、
後日郵送などで知らされるケースもあります。
ちなみに、申し込みはどこでもだいたい店頭で行うようです。
細かいところは福袋を販売するデパートや地域によって多少の違いはありますが、
以上が、将棋の指導対局の福袋についてのおおまかな説明になります。
2019年は、様々な「指導対局できる福袋」が販売されています。
この記事は2019年1月2日に執筆しているので、すでに間に合わないものも多いですが、
2019年1月3日までが販売期間となっているものもあります。
渡辺棋王・中川八段の将棋講座福袋
「加藤九段と5面指しができる」福袋
この2つの中では特に、ひふみん、つまり加藤一二三九段の指導対局に注目ですね。
生ける伝説の天才棋士ですからね、加藤九段は。
(もちろん中川八段や、現役タイトルホルダーである渡辺棋王の指導も豪華ですが。)
現役棋士でなくなった今でも、熱心に普及活動につとめている加藤先生は、素晴らしいですね。
しかも、お誕生日が元旦である加藤九段は、「福」という字がとてもよく似合う棋士でもあり、すばらしい人選といえます。
「加藤九段と5面指しができる福袋」は、
大阪、奈良、和歌山、三重、滋賀にある9つの近鉄百貨店の店舗で販売されています。
対象は小学生・中学生で、10名限定です。
お値段は約2万円で、指導対局の実施は3月になります。
対局だけでなく、サインや写真撮影、トークショーへの参加などの特典もついてくるので、結構お得といっていいでしょう。
しかも、親子ペア(1組2名)で参加できるみたいです。(人数的に、対局できるのはお子さんだけかもしれませんが。)
応募期間は、2018年12月26日から2019年1月3日でした。
福袋の情報自体は、もっと前から公表されていたので、毎年年末が近づいてきたら情報をチェックするようにするとよさそうですね。
なお、あべのハルカス近鉄本店では、2019年1月2日に、加藤九段が、
女流棋士や、将棋が好きな芸人の「シャンプーハットてつじ」さんという方と一緒にトークショーを
やっています。
その際に、指導対局のものとは別に、「ひふみん監修スペシャル福袋」というものが5名限定で販売されています。
中身は、加藤先生の本や、加藤先生慣習のお菓子(?)、その他の将棋グッズなどです。
お値段は5000円。指導対局の福袋と比べればかなり安いですが、中身は充実していますし、手ごろといえそうですね。
希望多数なら、じゃんけんで決めるそうで、それだけでも盛り上がりそうで、いいですね^^
実は、加藤九段の指導対局つきの福袋は近鉄のとは別に、2019年1月2日に大丸福岡天神店でも販売されています。
こちらはなんとお値段100万円(!)です。
こちらは、高級将棋駒や、それを使っての加藤九段との指導対局、さらには記念撮影もついているそうです。
指導対局は2019年1月4日に行われ、同じ日に加藤先生や漫画家の松本零士先生のトークショーも開催されます。
限定5名とのことですが、一体どんな方たちが購入されるのか、結構気になってしまいます(笑)。
福袋って、中身がわからないものだと思っていましたけれど、そうでないものもあるんだ、
と、今回調べていてちょっと感動しました(笑)。
まあ、最近は、買う側が中身を決められる「選べる福袋」というものもあるようですし。
(通販だとむしろその方がメジャーかも?)
過去に確立された概念にとらわれずに自由な発想をもつといいのは、
将棋でも百貨店でも同じなのかもしれません。
将棋の福袋というのは、今回ご紹介したもの以外にもあるので、興味ある方は調べてみると楽しいと思いますよ^-^