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藤井二冠と豊島竜王のこれまでの対戦成績をまとめます。
非公式戦についての記載もあります。
随時、最新の結果が出たらアップデートしていくつもりです。
2021年1月17日(日)に行われた第14回朝日杯将棋オープン戦の二回戦で藤井聡太二冠(棋聖・王座)と豊島将之竜王(叡王も保持)で藤井聡太二冠が豊島竜王に公式戦で初勝利したことを記念してこの記事を投稿します。
*なお、記事題名に、「タイトル戦」と表記しましたが、現時点では全て、番勝負ではなくその予選に相当する対局になります。
対戦成績・対局時期・棋戦についてチェックしていきます。
藤井二冠は、第14朝日杯での対局以前は、
豊島竜王に公式戦で6戦全敗でした。
ついに一勝を返したことで
なお、将棋の内容については、これまでもきわどいものだったので、
豊島先生は、対・藤井戦に全勝してきたのは「たまたま」と考えているようでした。
過去の対局の日程や当時の肩書きについてです。
藤井二冠からみての勝ち負けもカッコ内に記載します。
(*)放送日は2019年7月23日でした。
豊島将之先生は、名人戦で佐藤天彦先生にストレート勝ちして、
2019年5月17日に名人を獲得していますので、この銀河戦の対局時点でもう名人でした。
奇しくも、この銀河戦の放送日は、竜王戦の藤井-豊島戦と同じ日でしたね。
ちなみに第43期の棋王戦に関しては、豊島八段(当時)にとっては二回戦、藤井四段(当時)にとっては一回戦みたいな感じでした。このあたりにも、棋王戦の特殊さがありますね。
公式戦以外の、記念対局のような公式戦の成績にカウントされない対局や、
将棋イベントでの対局などについてもチェックしておきたいと思います。
中学生棋士としてデビューした後の藤井聡太四段(当時)の連勝が続いていた期間でした。
つまり、あの29連勝の記録が達成される途中の時期ですね。
2017年の、「第24回岡崎将棋まつり」での対局で、雑誌・将棋世界でも解説を読んだ記憶があります。
この時点では、藤井聡太vs豊島将之の公式戦対局はまだ実現していませんでしたね。
【参照情報】 => 将棋 藤井聡太四段敗れる 連勝記録には影響せず
そして、新人王戦での記念対局です。
例年、若手棋戦である新人王戦で優勝した棋士は、タイトルホルダーの棋士と記念対局します。
新人王戦記念対局では、藤井七段(当時)は、豊島将之二冠を指名。
当時、現在の藤井二冠と同じ、王位と棋聖の二冠だった豊島将之先生に、挑みました。
(**) AbemaTVでの放送日です。元日に、生放送であるかのように解説が行われ、中継されていました。
公式戦、非公式戦での藤井-豊島戦の時期と結果をまとめました。
四段時代から、高い壁となっていた豊島竜王。
今では藤井聡太「二冠」と、自身もタイトル保持者になっています。
こうして振り返ると、藤井二冠のこれまでの進化の歩みがわかるようで、感慨深いものがありますね。
1勝を返したとはいえ、まだ大きく差をつけられた対戦成績。
今後、将棋界を担う棋士同士として、何十局指すことになるであろう豊島竜王に、
藤井二冠が巻き返していくことになるか、注目していきたいですね。