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2021年、第34期竜王戦挑戦者決定戦三番勝負に藤井聡太二冠(王位・棋聖)が登場!
対戦相手の永瀬拓矢王座との3番勝負の勝者が、竜王戦に挑戦することとなる戦いについて、まとめていきます。
日程や対局の結果についてチェックし、可能なら戦型や食事なども記録して参ります。
【追記】 挑戦者決定戦三番勝負は藤井聡太二冠が勝利し、竜王戦7番勝負で豊島将之竜王に挑戦することとなりました!
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目次(もくじ)
2021年8月12日(木)に開幕の竜王戦挑戦者決定三番勝負。
その日程は次の通りです。
第一局の振り駒の結果、先手が永瀬拓矢王座に。
番勝負では、先後を交互にかえるので、自動的に二局目の先後は決まります。
ただし、第三局までもつれた場合は、最終局なので、改めて振り駒で先後が決まります。
二局目以降の対局が行われる場所については、今後の発表が待たれます。
通常は序列が上の棋士の所属に応じて、東西どちらの将棋会館になるかが決まることが多いです。
ですが、現在は、二冠の藤井聡太王位棋聖の方が上のはずなので、そのような対局場所の決め方にはなっていないと考えられますね。
【追記: その後、第二局は東京将棋会館で行われるという情報が出ました。】
また、第三局については、第二局の時点でどちらかが二連勝していたら行われません。
【追記: 第一局・第二局で藤井聡太二冠が二連勝したので、第三局は行われませんでした。】
【日程についての情報源】 藤井聡太2冠今後の対局予定/一覧
第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負の第一局についての情報です。
第一局の将棋の内容ですが、居飛車対振り飛車の対抗形で相穴熊の将棋でした。
元々は振り飛車党だったものの、その後、居飛車党に転向した永瀬拓矢王座の、
久しぶりの公式戦における振り飛車採用だったようです。
先手の永瀬王座が三間飛車に振って、後手の藤井聡太二冠が持久戦の構えを見せ、
やがてお互いが穴熊に囲う展開となりました。
終局は23時36分、184手で後手の藤井聡太二冠が勝ちました。
終始優勢だった藤井二冠が徐々に優勢を拡大していった一局でしたが、
長手数で、最後は両者一分将棋となる熱戦でした。
勝った藤井二冠は、竜王挑戦まであと一勝となりました。
昼食についてです。
参考: 将棋界四強同士の激突、藤井二冠対永瀬王座…竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局を速報(読売新聞オンライン)
藤井二冠の昼食は、「鳩やぐら」というお店の「豚しゃぶ(バンバンジー)弁当」でした。
お値段は1000円です。1000円を出したので「鳩やぐら」なのでは、という予測があったので、鳩やぐらさんは、キリのいい価格設定のお店なのでしょうね。
永瀬王座の昼食は、「ワインビストロ アンフォラ」の「骨付き鶏もも肉のガーリックローストセット(サラダ・自家製パン付き)」とコーヒー、
それと、バナナとカロリーメイトでした。
骨付き鶏もも肉のガーリックローストセットのお値段は1250円です。
*バナナとカロリーメイトは、別途、買い出しに行ってもらったものでしょう。
夕食休憩の時点でバナナとカロリーメイトの写真が撮られているので、昼食と用いうよりも、夜戦のために用意してもらったのかも知れません。
参考: 夕食休憩時の特別対局室(竜王戦中継plus)
夕食についてです。
藤井二冠の夕食は、「Le Carre」の「ハッシュドビーフ(半熟卵追加)」でした。
半熟卵はトッピングとしてご飯にのっていて、別容器のハッシュドビーフをかけて食べるみたいです。
*Le Carreは「ルキャレ」と読みます。お値段はハッシュドビーフが870円、半熟卵が60円でした。
永瀬王座の夕食は「鳩やぐら」の「肉豆腐弁当(キムチ、具はキノコ)」と「納豆オムレツ(キムチ)」でした。
お値段はそれぞれ、1000円と750円です。
「納豆オムレツ」がどのくらいのボリュームかはわかりませんが、
「肉豆腐弁当」と合わせて二食分くらいになってしまうのでは?!(笑)
*「肉豆腐」は、かつてのみろく庵のメニューを受け継いだものでしょうか?
みろく庵のメニューが別のお店に受け継がれたという噂を見た記憶があるので。
参考(読売新聞写真部さまのツイート):
[第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局・藤井聡太二冠-永瀬拓矢王座] 夕食休憩に入りました。
[第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負第1局・藤井聡太二冠-永瀬拓矢王座] 夕食
上記リンク先では、画像付きのツイートを見ることができます。
第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負の第二局についての情報です。
第二局の将棋の内容ですが、両者が居飛車を採用する、
相居飛車の中でも、相掛かり(あいがかり)の将棋となりました。
先手の藤井二冠が先に飛車先の歩を交換しましたが、
後手の永瀬王座にも飛車先交換を許し、
横歩を取らせる代わりに、後手陣に82歩と打ち込んで桂馬を狙うという、
いきなり激しい展開となりました。
終局は20時18分、77手で先手の藤井聡太二冠の勝ちでした。
途中で、後手の永瀬王座が角を先手陣になりこむも、
この馬による金取りを受けずに先手は角を切って後手陣に激しく攻め込み、
駒の損得で言えば角損ながら、先手が後手を一気に寄せきる展開となり、
後手も反撃のすきをうかがうも、藤井二冠が確実に寄せ切ったため、
粘り切れず、先手が優勢のまま勝ちを決めました。
勝った藤井聡太二冠は、竜王戦の挑戦権を獲得。
食事についてもみておきましょう。
まずは、昼食についてです。
永瀬王座、藤井二冠ともに、「鳩やぐら」のメニューを注文しました。
藤井聡太二冠の昼食の注文は、「鳩やぐら」の「和風山椒ポークカレー」でした。
一方の永瀬拓矢王座の昼食の注文は、「鳩やぐら」の「肉豆腐(キムチ)弁当」(具はきのこ)でした。
これは、第一局の夕食でも注文していましたね。
*ちなみに、肉豆腐(キムチ)弁当の具は、「きのこ」と「糸こんにゃく」から選べるのだそうです。
*また、永瀬王座は、午前中に、買い出しもお願いしていたようです。
そういえば、Abemaでの中継のときに、塾生(?)の方がコーヒーを運んでくる様子が映し出されていました。
注文したのは、バナナ、カロリーメイト、コーヒという、第一局と同じものですね。
コーヒーがスターバックスらしいことは、中継サイトで確認できました。
第一局のときのコーヒーは、どこのだったのでしょう?
第34期竜王戦挑戦者決定三番勝負の日程などの情報を随時更新にてお届けしました。
勝った方が豊島竜王に挑戦するという、注目の三番勝負でしたね。
竜王戦7番勝負の、豊島vs藤井戦が楽しみです!
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