藤井-阿部戦は2017年度連勝記録1位と2位同時達成がかかる

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すでに別の記事で書きましたように、2018年度の3月1日に竜王戦ランキング戦(5組)、阿部隆八段と藤井聡太六段の対局が行われます。

藤井六段の竜王戦での対局とあって、中継も行われ注目の対局です。

藤井六段がこの対局に勝った場合、またすごい実績がつくられることになります。

 

 

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阿部隆八段に勝てば2017年度第2位、13連勝を達成

 

記事の表題の通りなのですが(笑)、この対局に勝つと藤井六段は、2017年度の連勝ランキング第2位にあたる、13連勝を達成することになります。

 

2017年度連勝第2位も藤井六段に?1位、2位独占もあり得る!

 

ご存じのように、藤井六段はすでに第1位の29連勝という大記録を達成しています。

 

つまり、2017年度の連勝ランキング第1位と第2位の両方にランクインすることになるわけです!

 

 

しかも、もしも阿部八段に勝利した後、次の対局でも勝って14連勝となれば、単独での第2位となります。

つまり、連勝数第1位と第2位を独占することになります!

もしそうなったら本当にすごいことですね。前例があるかどうかとか、気になってきますね。

 

藤井六段以外の上位陣は永瀬、豊島

 

阿部戦の前の時点で、12連勝により豊島八段と同率3位に位置している藤井六段。

13連勝すると、今度は永瀬七段と同率2位になります。

 

 

豊島、永瀬両先生というタイトル挑戦者たちとランキングの中で肩を並べる藤井六段。

しかも今度の連勝は、名人竜王、A級棋士の広瀬八段、それにB級1組昇級を決めた畠山鎮七段への勝利も含むものです。

じつに頼もしいですね!2018年度のさらなる飛躍を期待してしまいます^^

 

今回はテレビ棋戦によって連勝が削られる心配もなし

 

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継続中の連勝記録に注目する際に、気になってくるのがテレビ棋戦ですね。

未放送のテレビ棋戦の結果が後から反映されて、連勝数が減ってしまうことがあります。

 

幸いなことに(?)、NHK杯、銀河戦ともにすでに藤井聡太六段は敗退しているのでその心配はないです。

 

藤井六段は2018年度のNHK杯は予選なし

 

ただ、NHK杯の予選については、対局日が事前に公開されていなくて、いつの間にか行われているような印象があります。

実はすでに藤井六段がNHK杯予選敗退していて、後からその情報が公開される、なんていう可能性はないのでしょうか?

 

 

結論からいうと、その心配は全くありません!

 

NHK杯には、予選免除の出場枠があります。

藤井六段はその条件を満たしているので、2018年度のNHK杯は予選なし、本戦からの出場がすでに決まっています。

 

藤井六段が満たしているNHK杯で予選が免除される条件

 

NHK杯で予選免除、別名「本戦シード」枠になるための条件はいくつかあります。

詳しいことが知りたい方は、NHK杯公式サイトのトーナメント表の下に書かれている内容をお読みください。

 

藤井六段の場合、「最近1年間の一般棋戦優勝者」に該当します。

2018年2月17日の朝日杯の優勝がこの条件にぴったり当てはまります。

 

 

ちなみに、もしも朝日杯の優勝がなかったとしても、藤井六段は「B級2組以下の総合成績優秀者」という条件に該当したと思われます。

Wikipedia情報になってしまいますが、成績優秀者は、前年の1月から12月の対局数・勝数・勝率の3部門の順位で決まるそうです。

藤井六段は間違いなく成績優秀者に該当したでしょう。

 

2018年度は、NHK杯でも藤井六段のさらなる活躍を観たいですね。こちらも楽しみにしておきましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

 

今回は、藤井聡太六段-阿部隆八段戦への期待感が高まるような情報を書いてみました。

 

連勝部門で1位2位を同時制覇となれば、すごいことですよね。

しかもそれぞれの連勝数自体も半端なものではありません。

阿部八段は間違いなく強敵ですが、藤井六段の新たな伝説がまた増えることをつい期待してしまいます。

 

一方の阿部八段も前回少し書いたように、魅力的な棋士であり、久しぶりに脚光をあびてほしいところでもあります。

両対局者ともに頑張ってほしいですね^^

 

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