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ニコニコ超会議では、4人将棋などが行われた囲碁・将棋ブース以外でも将棋のイベントがありました。
NTTのブースで行われていたのが心拍名人戦でしたね。
もう一つが「N高等学校将棋部」のブースで、阿部光瑠六段が登場しました。
今回は阿部光瑠先生に焦点をあてつつ、超会議2017でのN高将棋部を振り返ります。
阿部光瑠六段はAbemaTVにも解説者として登場しましたので、ご存じの方も多いかもしれません。
羽生-斎藤の棋聖戦の解説をされていましたね。
魅力的な人柄の阿部光瑠先生の、プロフィールをまずチェックしましょう。
阿部光瑠六段は1994年10月25日うまれの23歳です。
ついこの間誕生日をむかえておられたのですね。
おめでとうございます^^
出身は青森県弘前市で、トップ棋士の行方尚史八段と同じです。
同郷の先輩棋士ということで、少年時代はやはり行方先生に憧れていたのでしょうか?
きっとそうでしょうね。
藤井聡太四段も「格好いい先生」として尊敬する行方尚史八段ですから、阿部光瑠六段も少年時代から行方先生の背中を追いかけていたはずです。
このあたりのことは、是非とも今後のリサーチが必要ですね。
阿部光瑠六段は中村修九段門下です。
中村修九段は魂の7番勝負第5局の八代-森内戦の解説者でしたね。
お二人ともAbemaTV出演経験があるので、是非今後師弟で出演して欲しいですね。
そうなれば、杉本-藤井、佐々木(大)-深浦に続く師匠シリーズに加えることができますし^^
阿部光瑠先生は四段時代、佐々木勇気五段(当時)と新人王戦決勝三番勝負を戦いました。
2勝1敗で勝利して新人王戦に優勝しています。
しかも準決勝の相手は菅井竜也五段(当時)、さらに準々決勝の相手は斎藤慎太郎五段(当時)でした。
いまや大活躍している棋士たちに勝って優勝したわけですね。
現在は阿部光瑠六段は残念ながら順位戦C級2組で降級点が1つついてしまい苦戦しています。
しかし、新人王戦で優勝した棋士は将来活躍することが多いといいますし、3年前とはいえ佐々木勇気先生たちにここ一番で勝った実力は本物。
阿部光瑠六段の順位戦や他の棋戦での善戦・活躍を期待しましょう!
棋士の誰かが、超会議2017の将棋イベントの大盤解説で、「初日に野生の棋士を見つけた」とか言っておられた記憶があります。
こんなユニークな発言は高見先生あたりだと思いますが(笑)。
ユニークな発言の後の言葉によると、「野生の棋士」というのは阿部光瑠先生のことでした。
その阿部光瑠六段は2日目に、ニコニコ超会議2017でN高将棋部のブースで出演していました。
きっと初日はフリーだったので、自由行動されていて、そのことを「野生」と表現されたのでしょうね^^
阿部光瑠先生のツイッターのプロフィールには、「N高校将棋部の顧問をしています」とあります。
このN高校、正式には「N高等学校」という謎の高校については、今回のところはあえて説明しないでおきましょう(笑)。
ちなみに阿部光瑠先生のツイッターはおすすめですので、是非一度ご覧ください。
N高将棋部イベントでは、阿部六段はAbemaTVなどでの出演のときと同じかそれ以上の優しい雰囲気でした。
イベント自体は公開指導対局で、N高将棋部部員の日ごろの成果を披露するものだったみたいです。
阿部光瑠先生は、司会の方とおしゃべりしながら指導対局相手の方が準備できるまで待機していました。
その間、司会の方と阿部光瑠先生は、お互いが同じなまりで話していることから、同郷であることが判明して盛り上がっていました^^
司会者の方はN高校将棋部の女生徒のようでしたが、阿部光瑠先生が顧問でしかも出身が近いというのは、うらやましいですね^^
その子は将棋はまだ初心者のようでしたが、囲いをおぼえるなどの勉強をすでに始めていました。。
好きな囲いは「あひる囲い」が好きだそうです。
阿部光瑠先生が教えたものと思われますが、阿部光瑠先生自身もあひる囲いが好きなようでした。
あひる囲い、あひるが好きな羽生夫人にも教えてあげたいですね^^
阿部光瑠先生との公開指導対局に挑戦したのは部員さんは、灘高校将棋部と対局したこともあるそうでした。
指導対局は飛車落ちで行われました。
対局はインターネット将棋で行われました。
相手の方が目の前にいないこともあって、司会者とのトークを楽しみながら指していました。
相手の方の棋力は相当なはずですが、阿部光瑠先生は余裕で勝利しておられました。
途中、相手の方の手を見て、駄目だし気味の発言もしておられました。
一瞬だけ、厳しい指導者の一面が見られた気がしました^^
いかがでしたか?
今回は、阿部光瑠先生の魅力と超会議2017での活躍について書いてみました。
記事執筆を通して改めて、今後注目・応援していきたい棋士だと感じました。