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この前、免状について書きました。
今回は、将棋連盟の免状キャンペーンについてです。
2017年度の冬の免状キャンペーンです。
目次(もくじ)
藤井聡太四段による29連勝という将棋界の連勝数新記録樹立を記念して、将棋連盟ではキャンペーンが行われています。
免状申請者にプレゼントが用意されています。
抽選ではなく、先着、つまり早い者勝ちです。
キャンペーン期間は2017年度の11月1日から2月28日までです。
記事にするのが遅くなって申し訳ありません(_ _)
渡辺明先生のブログで以前からキャンペーンのことは知っていたのですが、すっかり忘れていました(汗)。
免状というのは、有段者つまり初段以上の人が申請できるのでしたね。
期間中の免状申請者のうち、先着350名に用意されているのが、特製駒箱です。
その名も、「特製・藤井聡太四段新記録記念駒箱(カシュー塗)」です。
駒箱にはなんと、藤井四段の手書きの揮毫が入っています。
しかも金文字になっていて豪華です!
箱自体は黒くて、この金文字が入ることで優雅かつ厳かな雰囲気を醸し出しています。
揮毫はもちろん直筆ではなくコピーですが、手書きの文字には違いなく、藤井四段のお人柄が身近に感じられることでしょう。
先着350名ということで、数字だけみるとかなり少ない気がしてしまいますよね。
お菓子とかのキャンペーンとかだったら、あっという間に終わってしまいそうですね。
でも、将棋の免状取得に関するキャンペーンだということを忘れてはいけません。
前に書きましたように、免状というのは結構高いです。
そして有段者の実力のある将棋ファンというのは、決して少なくはありませんが、ある程度限られてはいます。
有段者の実力を持つ人の中には、将棋が好きだけど、免状や今回のプレゼントには興味のない人もいるかもしれません。
ですので、まだプレゼントの在庫が残っている可能性も否定できませんので、気になる方は将棋連盟の免状課に是非問い合わせてみてください^-^
四段以上には、駒箱に加えて、もう一つプレゼントが用意されています。
先着100名とのことですので、さらに少ないですね。。。
でも、四段以上となると、申請資格を手に入れることのできる人はそれほど多くはないかと思います。
こちらもチャンスがあるかもしれませんので、四段以上の人や、もう少しで昇段できそうな人は免状課に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
この四段以上の申請でもらえるのは、「小型色紙」です。
藤井四段の色紙です!
藤井四段の手書きの詰将棋の図面です!!
当然こちらも直筆ではなくコピーなのですが、貴重なアイテムであることは間違いありません。
「こんなことならもっと早く将棋を始めておけばよかった!」という将棋ファンの声が聞こえてきそうですね。
私も、もっと腕を磨いて四段に昇段しておけばよかったかな^^
昇段なんて、道場で何連勝もしなければならないし、将棋世界の認定問題でも初段でも最短で2ヶ月かかるし。
まったく、将棋連盟もファン泣かせな企画を立ててくれたものですね(笑)。
もちろん段位は実力がなければ手に入らないし、その実力は一朝一夕で手に入りはしません。
でも、チャンスぐらいはほしいですよね。
すでに将棋連盟サイトの免状のページをみた方はお気づきでしょう。
日本将棋連盟はキャンペーンの期間に合わせて、段位をスピーディーに手に入れるチャンスを設けてくれています。
「ネット特別認定」と題して、将棋連盟では、段位や級位を認定してもらえる機会を用意しています。
キャンペーンの期間内の実施となっているため、キャンペーンを知って免状を申請したくなった人向けと思われます。
ネット特別認定で用意されているコースは、「級位から初段」「参段に挑戦」「六段に挑戦」です。
「参段」というのは、「三段」のことです。ちなみに「弐段」というのが「二段」です。
認定証や免状などではこれらの格好良い漢字を使うのですね。
さて、「三段に挑戦」と「六段に挑戦」のコースは、それぞれ初段から三段までと、四段から六段までを認定してもらえます。
認定問題の回答の点数に応じて、段位が与えられます。もちろん、成績が悪いと何も認定してもらえません。
私の記憶違いでなければ確か、「八段に挑戦」コースもあったはずなのですが、今は見当たりませんね。
きっと、すでに締め切られてしまったのだと思いますが、いかがでしょうか。
どちらのコースも10問出題されています。
問題すべては次の一手問題で、形式としては3択問題になっています。これはどのコースも同じです。
応募は郵送で行います。
専用の解答用紙をプリントアウトして答えを記入し、将棋連盟の免状課に郵送で送ります。
返信用の切手(92円)も必要みたいですね。
私も六段コースの方を考えてみたのですが、以外と簡単(?)な印象でした。
残念ながら締め切りまでに時間がないのですが、当日消印有効となっています。
もしも、腕におぼえのある方で、時間のある方がいましたら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
さて、締め切り的に一番現実味があるのが、「級位から初段」コースでの初段の認定です。
こちらは全部で20問あるので結構大変ですが。
締め切りは、2018年1月31日の当日消印有効です。これならじっくりと取り組めますね。
私の感覚だと、高段のコース以上に迷わせる問題もあって、結構手強いです。
それだけに、認定されれば自信になることは間違いないでしょう^^
初段に届かなくても、級がもらえる可能性もあるので、挑戦の価値ありと思います。
いかかでしたか?
今回は、免状のキャンペーンについて書いてみました。
ここまで読んでくださった皆さんには大変申し訳ないのですが、正直なところ、先着350名とか100名に今から間に合うのかどうかはわかりません。
ネット特別認定で応募しても、採点や結果郵送の時間もありますし。
ただ、キャンペーンの情報がまだ連盟サイトに掲載されているということは、きっとまだプレゼント配布が終了していないということなのだ、きっとそうであってほしい、という思いで今回は記事を書かせていただきました。
でも、実際にプレゼントがもらえるかどうかとか、昇段できるかどうかとかはさておき、これをきっかけに道場やネット認定などで昇段を真剣に目指してみようと思われたなら、それは素晴らしいことだと思います。
将棋連盟と藤井四段に、真面目に将棋の実力を鍛えたり自分を試したりするきっかけをもらえたと思えれば、ますます将棋が楽しくなりますね^^
せっかくの最速認定の機会ですし、活かしてみられてはいかがでしょうか。