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この記事は、2017年度の赤旗名人戦が目前となった時期に書かれました。
この前、赤旗囲碁・将棋大会について記事にしましたね。
今日と明日の2日にわたって行われるのは、赤旗囲碁・将棋大会の全国大会、赤旗名人戦です。
先月各地で行われた県大会は、台風で大変だった地域もあったかもしれません。
でもどうやら無事に終了し、代表選手が決まったみたいです。
この記事では、赤旗名人戦を楽しみにしつつ、情報をまとめてみます。
なお、赤旗名人戦は囲碁もありますが、このブログは将棋のブログですので、将棋のみの情報となります。
目次(もくじ)
前の記事で、「しんぶん赤旗」という言葉を見たとき、どこかで見たような名前だと感じた人もいたかもしれません。
実は、しんぶん赤旗は、プロの棋戦である「新人王戦」の主催社でもあるのです。
そして、赤旗名人戦で優勝したアマチュアは、次の新人王戦への出場資格を得るのです。
私が赤旗名人戦に注目する一番の理由も、その点にあるのです。
新人王戦はその名の通り、若手プロが登場する棋戦ですが、女流やアマチュア、奨励会三段の出場枠もあります。
日本将棋連盟のサイトに参加枠の条件が記載されていますが、その中に「赤旗名人戦優勝者(赤旗名人)」とあります。
10月1日時点で26歳以下という条件の記載もあるのですが、どうやらこれはアマチュアにはあてはまりません。
このことは例えば、2016年に行われた第47期新人王戦に、稲葉聡アマが出場していることからわかります。
この稲葉聡アマは稲葉陽八段のお兄さんだそうです。
稲葉陽八段は2017年の名人戦の時点で28歳。
その一年前の2016年なら27歳で、そのお兄さんである稲葉聡アマは2016年10月の時点で少なくとも28歳以上ですね。
その他、2014年の第45期に早咲誠和アマという実績あるアマ強豪が出ています。
このように、新人王戦のアマチュア枠には年齢制限はないようですので、安心してひいきのアマ強豪を応援しましょう!
すでに出場メンバーについては、公開されています。
あすから第54回しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(外部リンク)
予め出場選手が分かるのはありがたいですね。
会場に行かなくても、心の中で応援できますね^^
連勝記録更新中の藤井四段との対局がAbemaTVで放送された横山大樹アマ。
その一戦の舞台は、前回の新人王戦で、そのとき横山アマは赤旗名人として参戦していたわけです。
藤井四段と当たる前には、奨励会三段枠での出場者2人に勝利していました。
横山アマは、アマチュア6大会のうちの4大会で優勝し、赤旗名人、支部名人、朝日アマ名人の四冠とのことです。
アマチュア将棋界の羽生善治といったところでしょうか?
藤井四段との相がかりの将棋も堂々とした将棋で、藤井四段も楽に勝ったわけではないと思います。
やはりこの人が今回の赤旗名人戦優勝者の最有力候補でしょう。
横山アマの他にも強豪が登場します。
前回赤旗名人戦の決勝で横山アマに敗れ準優勝となった知花賢第53回赤旗準名人も登場します。
元奨励会三段の知花アマは、加古川清流戦のアマチュア選抜大会などでも善戦している強豪です。
このほか、さきほど名前が出た早咲誠和アマや武田俊平アマなど、有名な強豪が出ています。
横山アマは前回優勝者なので、招待枠で参加しています。
もう一人、招待枠の参加者がいます。
それが野原未蘭さんです。
藤井四段よりも若い14歳、中学2年生です。
なんと女流アマ名人戦の優勝者だそうです。
野原未蘭さんは、鈴木英春アマという、私もお名前を聞いたことのある有名な強豪のお弟子さんだそうです。
今回最年少の出場者になります。
プロに匹敵するアマ強豪が出場する中、どこまで頑張れるか。
緊張やプレッシャーに負けずに頑張ってください!
野原未蘭さんは招待枠での参加ですが、予選を勝ち抜いて参加している中で最年少なのが、清水将馬さんです。
清水将馬さんはアマチュア将棋界の藤井聡太といったところでしょうか?
今回に限らず今後も注目していきたいですね。
野原さんや清水さんのように、若い人たちが活躍していることを知るとなんだか希望が湧きますね。
今後の活躍も楽しみです。
いかがでしたか?
今回は赤旗名人戦についてでした。
中学生が2人も出るのには驚きましたね。
新人王戦には誰が出てくるか、結果が出るのが楽しみですね。