「しんぶん赤旗」囲碁・将棋大会と赤旗名人戦の紹介

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この記事は、2017年度の赤旗囲碁・将棋大会の県大会の時期に書かれました。赤旗の大会についての情報をまとめてみたものです。

今週は、いくつかの県で、赤旗名人戦というアマチュアの大会の県代表決定戦が戦われます。
そこで今回は、赤旗囲碁・将棋大会についてまとめてみます。

将棋が好きだけど、大会参加の経験がまだない方の参考になればと思います。
将棋を始めて日が浅い方や、お子さんが将棋好きな方も是非読んでみてください。

逆にアマチュア強豪など、大会参加経験の豊富な方にはよくご存じの内容ばかりかと思いますが、よろしければお読みいただければ幸いです。

 

 

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赤旗囲碁・将棋大会は誰でも参加できる大会

 

赤旗囲碁・将棋大会は、正確には「しんぶん赤旗囲碁・将棋大会」といいます。

アマチュアであれば誰でも参加できる大会です。

 

何をかくそう、このブログを書いている私が参加したことがある唯一の大会です(笑)。

 

ここではまず、大会の概要を説明し、「誰でも参加できる」という言葉のもつ意味も明確にしておきす。

 

赤旗囲碁・将棋大会は大勢が参加する伝統ある大会

 

ちょうど今手元に、この前参加した地区大会のパンフレットがあります。

 

赤旗大会には、地区大会・県大会・全国大会とあるのですが、まずは地区大会について理解してしまいましょう!

 

 

地区大会は、例年8~9月に開催です。

 

せっかくなので、地区大会のパンフレットに書いてある赤旗大会の特徴を挙げておきます。

 

  • 50年以上の歴史をもつアマチュアの大会
  • 地区大会は全国250か所以上で開催される
  • 初心者からアマ強豪までおよそ1万人が参加

 

50年以上の歴史がある、というのは素直に驚きですね!

 

でも重要なのはその後です。

地区大会は全国の様々な地域で開催されていて、地区大会には初心者でも参加できる、というのがポイントです。

 

地区大会は各都道府県内のいくつかの地区で開催されます。

もし自宅に近いところに地区大会の会場があれば、苦労してでかけなくてもすむわけです。

 

 

全国250もの開催会場があるので、どの県にも複数(平均5~6箇所程度)開催会場あるはずです。

ですので、自宅からアクセスしやすい会場がある可能性は誰にでもあるわけです。

しかも初心者でも参加できるので、将棋が好きな人であれば「誰でも参加が可能」というわけです。

 

 

もちろん、将棋の最低限のルールなどは知っておきましょう^^

 

赤旗囲碁・将棋地区大会はクラスごとのリーグ戦

 

誰でも参加でき、初心者から強豪まで広い層が大勢参加している赤旗囲碁・将棋大会の地区大会。

 

そんなに色々な人が参加して、大丈夫なのでしょうか?

読者の皆さんは次のような疑問を持たれたかもしれません。

 

「あまりにも実力差のある人と当たってしまったら、お互いにつまらないのでは?」

 

 

実は、赤旗大会では、なるべく棋力の近い人同士を対戦させるために、クラス分けがされます。

 

手元のパンフレットによると、3級以下の人はCクラス、2級から三段までがBクラス、そして四段以上がAクラスです。

 

ただし、希望すればだれでもAクラスにでることができます。

正確にはパンフレットには、Aクラスのところに「四段以上と希望者」と書かれています。

 

因みに私はニ段ですが、アマチュア強豪の知り合いの方に、「どうしてAででないの?」と言われました^^

 

 

さて、3つのクラスに分かれて対局するのですが、それぞれのクラスでリーグ戦を行います。

トーナメント戦のように、1局目に負ければすぐに終りなのではなく、負けても何局か指せるのが嬉しいところですね。

 

ただ、1日で大会を終了させなくてはならないので、同じクラス全員とは対局できません。

 

私が参加したときは、午前に2局、午後に2局対局しました。

ですので、通常は4局はさせるものと思ってOKだと思います。

 

 

ただ、人数が奇数のときは「手空き」になって、3局しか対局できないこともあるようですが、そうなってしまったときは他の参加者や上のクラスの対局を見学しましょう。

囲碁が分かる人は、囲碁の対局をのぞいてみても楽しいでしょう。

 

 

 

上位に入賞した人には、賞品や賞状がわたされることもあります。

このあたりは地域によって違うので、興味のある人は、その地域の参加経験者に聞いてみましょう。

 

 

順位は、「スイス式」という方法で決められます。

 

今回は長くなるので省略しますが、知っておきたい重要なポイントだけ書いておきます。

それは、リーグでの勝ち数が同じ人同士は、対戦した相手の勝ち数の合計が多い人の方をより高い順位にする、という点です。

 

3つのクラスに分けられることや、スイス式で順位が決まることなどは、インターネットで検索して調べた感じでは、
私の地域だけでなく、どこも同じのようです。

(もちろん調べがついたのはごく一部の地域ですが。)

 

赤旗名人戦の別名は赤旗全国大会

 

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さて、今回の記事の冒頭に、「赤旗名人戦」という言葉が登場しましたが、まだ説明していませんでしたね。

 

赤旗名人戦とは、「赤旗全国大会」のことです。

 

というわけで(?)、まだ地区大会についてしか説明していなかったので、今度は県大会と全国大会の説明です!

 

因みに、県大会は10月、全国大会は11月開催です。

 

赤旗囲碁・将棋地区大会A・Bクラスで勝てば県大会に出場できる

 

誰にでも参加できる地区大会。

 

実は初心者でも参加できるCクラスがあるのは残念ながら地区大会までです。

でも頑張って有段者になれば、チャンスが広がります。

 

地区大会のBクラスに出場して上位に入ると、今度は県大会への出場資格を得ることができます。

これはBより上のAクラスでも同じです。

 

因みに県大会でも地区大会同様、賞品などが用意されていますので、気になる人は詳しい人を見つけて聞いてみましょう^^

 

ただ、Bクラスの場合、県大会で上位に入っても、その先はありません。

Aクラスではさらに先の全国大会があるのに対し、Bクラスでは全国大会はありません。

 

 

さて、鋭い人はこれでお分かりになったでしょう^^

 

そう、全国大会があるのはアマ強豪の参加するAクラスだけなので、「赤旗全国大会」は県大会でAクラスを勝ち抜いた人の大会であるわけです。

逆に言うと、赤旗囲碁・将棋地区大会と赤旗囲碁・将棋県大会のAクラスは、赤旗全国大会の予選ということになります。

 

 

そしてここで、「赤旗全国大会」イコール「赤旗名人戦」であることを思い出すことで、以下の結論が得られます。

 

 

赤旗地区大会と赤旗県大会のAクラスの戦いは、赤旗全国大会への予選である。

 

全国のアマチュア強豪が争う赤旗名人戦は、アマチュアのトップを決める戦いの一つです。

その出場メンバーを決める大事な戦いが、今週の土曜日や日曜日にいくつかの県で行われます。

(県だけでなく、東京都でも行われます^^)

熱心な将棋ファンであれば、注目しておいて損はない大会ですので、私も注意を向けておきたいと思っていますので、皆さんも是非(笑)。

 

まとめ

 

今回は、赤旗囲碁・将棋大会と赤旗名人戦についての情報を書いてみました。

大枠だけでも知っていただき、今後の将棋活動に活かしていただければと思います。

 

今回書ききれなかった内容もありますので、興味のある方は一度大会のwebページをチェックしておきましょう。

 

例えば参加費用などについては書きませんでした。

実は、地区予選に出なかった人も、参加費用が高くなってしまいますが、それでもよければ県大会に参加できるようです。

このあたりのことは地域によって違うかもしれませんが、どうしても出たい人は一度実行委員会に問い合わせてみるといいでしょう。

 

他にも書ききれなかった内容がありますので機をみてまた書けたらと思います^^

 

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