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今回は、詰将棋選手権大会についてです。
史上最年少で将棋のプロ棋士デビューして有名になった、藤井聡太四段が3連覇中の詰将棋選手権大会について調べてみました。
目次(もくじ)
詰将棋解答選手権とは、日本将棋連盟と詰将棋パラダイスが主催する詰将棋の大会です。
2017年で第14回となります。
詰将棋解答選手権と藤井四段は同い年なのですね^^
この大会は3つのレベルに分けられています。
日程は、初級戦・一般戦は同じ日に開催ですが、チャンピオン戦は別日程です。
2017年のチャンピオン戦は3月26日に行われました。
2017年の初級戦・一般戦は4月8日(土)に開催です。
チャンピオン戦は、第1ラウンドと第2ラウンドに分けて戦われます。
ルールは単純で、詰将棋の問題のセットが出場選手に出題されます。
どちらのラウンドでも、39手以内の問題が5題出題されるそうです。
詳細なルールは今回確認しきれませんでしたが、競技では、詰将棋を解く正確さと速さが競われるそうです。
選手達は、解答用紙に自分の答案を書いていき、解き終わったら提出して退席します。
「速さ」は、この退席のタイミングで評価されるようです。
選手達が提出した答案は採点されます。
完全に解けていなくても、部分点が与えられるようになっています。
基本的には、合計点が高い人が優勝するようになっているようです。
チャンピオン戦は、大阪会場と東京会場で開催されます。
それぞれ独立に大会を行うのではなく、東西会場の出場者全体の中での順位が出されます。
ライバルは同じ会場の選手だけではないわけですね。
チャンピオン戦は、藤井四段が優勝していることから分かるように、プロ棋士も出場します。
以下の内容は、2017年開催の第14回大会のメンバーについてです。
斎藤慎太郎七段や佐々木勇気五段といった、プロ棋戦で高勝率を誇る若手も出ています。
さらに驚くべきことに、A級棋士の行方尚史八段や広瀬章人八段も出場しています。
特に広瀬八段は75期A級順位戦でトップ争いをするという活躍が記憶に新しいですね。
トップ棋士を含むそうそうたるメンバーをおさえて藤井四段は優勝していますので、如何にめざましい活躍であるかが分かります。
この他に、奨励会員や女流棋士、アマチュア強豪に詰将棋作家なども出場しています。
それぞれ立場の違う人達が、詰将棋という共通の目標に真剣に挑んでいく姿が想像され、熱いものが感じられます!
チャンピオン戦は会場が2つだけでしたが、初級戦・一般戦は全国16会場で行われるそうです(2017年)。
全国各地で開催、という感じで、素晴らしいですね^^
初級戦では、1から5手詰を6問、40分で解きます。
一般戦では、5から15手詰を6問、1時間で解きます。
これくらいの手数・所要時間なら、気軽に参加しやすいですよね^^
初級戦の後に一般戦が開催されます。
必要なものは、筆記用具です。
解答中は電子機器の電源を切るきまりになっています。
盤駒を使って良く、会場によっては貸し出しもあるそうです。
自分のものを持ち込むこともできます。
盤面を他の出場者の人に見られたりしないのでしょうか(笑)
以下は、2017年4月時点での情報です。
今後の参考のために、当時のままにしています。
以下の情報はあくまで参考程度と考えていただき、今後開催の詰将棋最新情報については、各自調べていただければと思います。
2017年度の初級は4月9日(土)に開催です。
申し込み締め切りは4月1日でしたが、延長している会場もあります。
詳細な締め切りや連絡先、当日飛び入りの可否などは、詰将棋解答選手権のブログでご覧ください。
一番締め切りの早い東京会場は4月5日までにメール申し込みが必要です。
詰将棋選手権についてまとめてみました。
2017年で14年目ということですが、初級戦・一般戦の開催会場も増えてきているみたいですので、今後ますます発展するでしょう。
日本が世界に誇る将棋文化の一端として、今後この大会が伝統を確立していくことになると思います。
それと、チャンピオン戦で今後誰が活躍していくか、プロ棋戦と同じくらい興味深いです。
また、初級戦・一般戦なら将棋ファンにも参加しやすいので、腕試しに参加を検討されてみるのもよいでしょう^^