【折田翔吾アマのプロ編入試験まとめ】受験条件や対戦相手など【随時更新】

将棋実況でも有名な折田翔吾アマ(アゲアゲ)さんが

プロ編入試験に挑んでいます。
 

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そこで、この記事で、編入試験の背景やどんなものなのか、

について情報をまとめていきます。

また、試験結果も随時更新していきたいと思います。
 

 

アマからのプロ入りについて

 

まずは、折田アマが挑戦している、「アマチュアから将棋棋士を目指す」

というのがどういうことなのかについて説明します。

 

将棋界のプロデビューの年齢は、原則的には

中学生から20代後半までです。

奨励会という機関に入会して目指します。

折田アマも元奨励会員で、プロデビュー(四段昇段)の

一歩手前である三段リーグまで行きましたが、年齢制限により退会となり、

アマチュアとして将棋大会で活躍していました。

 

 

将棋の世界では、アマチュアとして活躍することで、

プロへの道が開かれることがあります。

そういう制度があるからです。

 

【参考記事】アマチュアから将棋のプロ棋士を目指す制度・編入試験とは【2つある】

 

この制度のおかげで、例えば折田アマのように、

プロを一度は目指し、奨励会に入ったものの

年齢制限により道が閉ざされた人が再びプロを目指すことができます。

もちろん、この制度は、元奨励会員でないアマチュアも利用可能です。

また、女流棋士も、「女性棋士」を目指すことができます。

 

アマチュアからプロの棋士になった人は、

これまでに3人います。

そのうちの2名は、瀬川晶司六段と今泉健司四段で、

2名とも藤井聡太七段と対局したこともありますし、

なんと折田アマとも対局しています。

 

折田翔吾アマが満たした受験条件

 

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編入試験受験は条件が厳しく、簡単には満たされません。

どのような条件で、折田さんがどう満たしたのか、みてみましょう。

 

プロ公式戦の成績

 

編入試験を受けるためには、プロ公式戦で好成績を挙げる必要があります。

 

「アマなのにプロ公式戦ってどういうこと?」と思った方のために説明します。

アマチュアの大会で優勝など上位の成績をとると、

プロの棋戦に出場することができるのです。

 

プロ公式戦にでる切符を掴んだ折田アマは、活躍しました。

そして、編入試験の条件である、「いいところどりで10勝以上かつ勝率6割5分以上」という、

プロ相手に出すのは至難のわざとも思える条件を見事にクリア。

それもなんと、10勝2敗という圧倒的な成績でした。

 

参考記事(外部サイト) あきれるほど将棋の強いYouTuberのアゲアゲさんがプロ編入試験を受けるまで

 

折田さんは「銀河戦」という棋戦で連勝しまくったのです。

プロ相手にアマチュアがすごい快進撃をみせている、と話題になりました。

また、藤井聡太七段とも当たる可能性があるのでは、

と注目もされていたのですが、残念ながら実現せずでした。

 

【関連記事】 第27期銀河戦で藤井聡太七段決勝トーナメントへ!アマと対戦あるか?

 

受験料50万円はクラウドファンディングで

 

アマチュアがプロになるための関門は、実は将棋の勝敗だけではありません。

 

なんと、受験料が必要です。それがなんと、

受験料
50万円(税別)
プロ編入試験についてのお知らせ

 

中々の金額ですね・・・!

 

三段リーグの年齢制限まで奨励会にいた人は、

通常の仕事に就かないケースもあります。

 

折田さんは、YouTubeの他に、将棋教室もしておられるようですし、

アマチュア大会やプロ公式戦の賞金・対局料などももらっていると思います。

しかし、編入試験受験となると、将棋の勉強に集中しなければなりませんし、

色々と資金が必要になると考えられます。

 

今泉四段が編入試験を受けた際にも寄附が集まったようです。

折田さんは、クラウドファンディングによって、

プロを目指すプロジェクトに対する支援金を募り、見事に集まりました。

なお、折田さんのクラウドファンディングサイトでの説明によると、
受験料は54万円のようですね。

 

【関連記事】折田アマきっかけでクラウドファンディングに興味もった将棋ファンのために

 

編入試験でプロになった先例である瀬川六段の場合は、

奨励会退会後、大学に入り、卒業後に就職し、

NECという有名な企業に就職しました。

それでも、通常のキャリアに比べて就職が遅かった分、

経済的に大変だったのではと思います。
(瀬川さん・今泉さんの編入試験の受験料がいくらだったかは、調べきれていませんが、
やはり折田さんと同じくらい払ったのだろうと思っています。)

 

折田アマの対戦相手と日程

 

プロ編入試験とは、具体的には

どういうものであるかというと、試験官との対局です。

試験官は若手棋士がつとめます。
 

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折田アマと対局する試験官

 

試験官をつとめるのは、最近デビューした棋士5名です。

 

新四段5名を棋士番号順に選出」とのことで、

2018年10月、2019年4月に四段昇段した棋士それぞれ2名と、

2018年4月に四段昇段した棋士が1名の、計5名がつとめます。

一番最近デビューした棋士は、2019年10月昇段した棋士なのですが、

彼らは今回の試験官には選ばれなかったようですね。

 

試験官と日程は下記の通りです。

 

  • 黒田尭之四段 (11月25日)
  • 出口若武四段 (12月23日)
  • 山本博志四段 (1月27日)
  • 本田奎四段 (2月25日)
  • 池永天志四段(まだ未定のようです)

 

開始時間は午前10時です。

 

新四段ながらすでにかなり活躍している棋士たちばかりですね。

 

プロ編入試験の合格条件

 

プロ編入試験が若手四段との対局だと説明しました。

では、どうなったら勝ちなのか、勝利条件を確認しましょう。

 

新四段たちとの対局を、「5番勝負」とみて、

番勝負で勝てば合格、となります。

 

これはどういうことかというと、

先に3勝した側が勝ち、ということです。

折田さんとしては、合格のためには、

負けは2回までしか許されません。

 

 

ちなみに持ち時間は3時間です。

これは、例えば新人王戦と同じですね。

 

折田アマが活躍した銀河戦は、持ち時間の短い早指し棋戦でした。

3時間という持ち時間が、どう影響してくるのか、という点も興味深いですね。

 

また、持ち時間が同じでも、「ストップウォッチ方式」と「チェスクロック方式」の

どちらであるかによって、若干かわってきたりしますね。

多分ですが、編入試験は、チェスクロック方式の方なのではないかと思います。

ストップウォッチ方式は順位戦とかの場合、上の方のクラスでのみ使われますから。

 

5番勝負の結果や戦型

 

ここでは、折田アマのプロ編入試験の対局について、

【随時更新】していきます。

 

第一局・黒田尭之四段戦

 

第一局は予め手番が決まっていなくて、

振駒の結果、折田アマが後手番となりました。

 

戦型は、先手の黒田四段が四間飛車を採用。

後手の折田アマは、トーチカ囲いのような、

エルモ囲いのような玉型から攻めていきました。

 

終始リードしており、

午後5時16分、98手で折田アマの勝利。

会心の一局でした。

 

第二局・出口若武四段戦

 

折田アマが先手番。

どのような将棋になるでしょうか?

両者ともに相掛かり戦法を得意としているそうなので、

そうなる可能性が高そうですが・・・?

 

合格したら入るフリークラスとは

 

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無事に試験を突破し、合格できたとしても、

折田翔吾氏には、次なる試練が待ち構えています。

 

というのは、プロ編入試験の合格者は、

フリークラス」というクラスに配属されてしまうからなのです。

 

フリークラスって恐ろしいクラスで、棋戦でいい成績を挙げて

脱出しないと、なんと、引退させられてしまうのです。

 

【関連記事】 フリークラス棋士になる経緯は3通り?順位戦参入や引退の規定は?

 

フリークラスを抜ける条件は色々ありますが、

たとえば、いいところどりで30戦以上の勝率が6割5分以上、

というものです。

 

折田さんは、編入試験の条件のところでも述べたように、

いいところどりだと10勝2敗で、勝率8割以上です。

ですが、プロの場合勝ち進めば進むほど手強い棋士と当たるようになりますし、

対局数が増えればどうしても勝率は下がるものです。

なので、試験に合格したとしても、引退のプレッシャーと戦う日々が待っているのですね。

 

ですが、瀬川六段も今泉四段もフリークラスを抜けているという事実があるので、

折田氏が合格したら、プロとして長く戦い続けて行くことになるだろうと思っています。

 

まとめ

 

将棋のアマチュア強豪・折田翔吾さんが、

将棋のプロを目指して試験に臨みます。
 

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羽生善治九段や藤井聡太七段、若手棋士、女流棋士や女性奨励会員たちの活躍で

かつてない盛り上がりをみせている近年の将棋界ですが、

また新たなる伝説が始まろうとしているのかもしれません。

 

 

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