将棋上達のための独学勉強法 知識習得と訓練

前回は、将棋の棋戦や対局について書きました。

基本的な情報ばかりでしたが、将棋ファンとして楽しむためにお役立ていただければ幸いです^^

 

 

さて、今回は、また上達のために必要な情報について書いてみましょう!

 

上達のためには、人から教えてもらうことが近道であることは間違いありません。

しかし、いちいち教えてもらうのを待っていては、中々多くのことを習得できませんね。

 

将棋のレベルをあげるためには、どんな人でも時間がかかります。

強い人自身も、より上を目指しているので、教えてばかりいてはいられないという事情もあります。

 

本当に上達したければ、自分自身で本などから勉強する必要があります。

 

そこで、本で将棋を勉強するときの勉強法をタイプ別に紹介することにしました!

 

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将棋上達法 知識編

 

一人で勉強して強くなるといっても、将棋の勉強とは、いったいどんなことをするものなのだろうか?

 

そういう疑問を持つ方がいたとしたら、それはもっともなことです。

初心者の時点では当然、分からないことがたくさんあると思います。

 

逆にいうと、初心者時代の将棋の勉強とは、知っていること、分かることを増やしていくことである、といってよいでしょう。

 

手筋を覚えて上達しよう

 

将棋においては、効果的な指し手で、色々な場面でよく出てくるものを、「手筋」と呼びます。

この手筋を覚える勉強は、早い段階にやっておきたいです。

 

手筋には色々なものがあります。

 

強い人に8枚落ちや6枚落ちなどの駒落ちで相手をしてもらっているときは、最終的には龍で相手を詰ますことが多いと思います。

そこで、「一間龍」の手筋というものを覚えると良いでしょう。

後述の詰将棋を解く勉強のためにも、一間龍を知っておくのは役に立ちます。

 

その次はやはり歩の使い方でしょうか。

例えば、次に「と金」に成れる位置に歩を打つ「垂れ歩」の手筋は、思いの外強力です。

 

 

龍やの歩の基本的な使い方の他には、各駒ごとの「両取り」を覚えておくと良いです。

 

両取りがかかると、相手は2つの駒のうちどちらかを必ずとられてしまいます。

確実に駒をとれる、というのはやはり気分もよいし、普通は優勢につながります。

 

両取りの中にはあだ名がつけられたものもあります。

 

一例は銀の「割うち」です。斜め後ろに行けない駒たち、例えば飛車と金の両取りになります。

 

この他、ちょっと特殊な両取りで、香の「田楽刺し」というのがあります。

美味そうなネーミングですが、炸裂すると、例えば飛車か角のどちらかを必ずとれる状態を実現したりしますよ。

 

定跡を覚えて上達しよう

 

手筋は大切と書きました。

でも、いくら手筋を覚えても、それが使える場面に持っていけなければ勝てません。

 

そこで大切になってくるのが、「定跡」の勉強です。

 

将棋を始めたばかりの頃に困るのは、どんな風に攻めていったら良いかが分からない、というものがありますね。

 

なにしろ、相手がよほどうっかりしない限りは、ただで駒をとれるということはないわけですからね。

 

将棋では、自分から攻めていく方の人が先に駒を相手にとらせるわけです。

 

将棋で戦いを始める手のことを、「仕掛け」といいます。

 

仕掛けは、自分の歩を相手の歩にぶつけることを意味します。

 

定跡とはおおざっぱには、自分の王将の守りの固め方、専門用語でいうと「囲い」の組み方や、仕掛けを行うタイミング、仕掛けの後にどういう風に進めるべきかについて、最善とされている手順に関する知識をまとめたもののことです。

 

定跡は、戦い方のスタイル、「戦法」ごとに色々ありますので、好きなものを選んで覚えるとよいでしょう。

 

ときには相手が自分のやりたい戦法に応じてくれなくて、定跡どおり指せないこともありますが、そういうのも含めて面白いものです。

 

将棋上達法 訓練編

 

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知識を身につけることは上達のためには非常に大切です。

しかし、実際の勝負での勝率を挙げるための勉強としては、それ以外のことも実践することがのぞましいです。

 

真の上達には、覚えてばかりではなく、実際の勝負のときと同じように頭を動かす訓練をするタイプの勉強が必要になります。

 

詰将棋

 

将棋の勝負で最終的に勝ちを決めるためには、相手の王将を詰ます必要があります。

多少優勢でも、詰みを逃せば負けになってしまうこともあります。

 

確実に勝つためには、詰みがある局面で、正しい手順で相手の王将を討ち取ることが必要になります。

 

 

「詰将棋」は、そのための訓練です。

 

詰将棋とはおおざっぱには、与えられた初期配置から、後手の王将がどう対応しても必ず詰みになるような先手の指し手を見つけることです。

 

一人でもできるので、相手がいないときの将棋の勉強としてぴったりです。

 

将棋の最終盤で必要になる、即詰みを見つける力をつけることができます。

 

詰将棋の正解手には、自分の普段の大局には中々現れないような鮮やかなものも多いです。

将棋では、こんな美しい手もあるのか、と感心し、普段の自分の指し手を見直す機会にもなります。

 

必至問題 (必死問題)

 

詰将棋は、将棋好きでない一般の方にも聞き覚えがある用語だと思います。

 

将棋の終盤戦の力を鍛えるためのもう一つの代表的な方法に、必至問題(必死問題)があります。

 

「必至」は別名「受けなし」ともいいます。

次にどうやっても王将が助からない状態のことを指す将棋用語です。

 

相手の王を必至の状態にしてしまいさえすれば、自分の王を詰まされない限りは勝ちになるので、実戦では必至の状態をつくることを目指すと良い場面が多いです。

 

実際の勝負で、自分の王将にある程度余裕がある場合は、無理に急いで相手を詰まそうとするよりも、必至をかけてしまう方が実際的です。

ミスで詰みを逃して負ける可能性があるときは、必至の方が確実です。

 

必至問題は、見た目は詰将棋と良く似ています。

後手がどう応じても必至になるような先手の指し手を考えます。

王手でなくても良いのが、詰将棋との一番の違いですね。

 

 

将棋の訓練のための問題としては他に、「次の一手」というものもあります。

 

こちらは実際の対局でもでてきそうな局面が問題図となっています。

 

詰将棋や必至問題と違って、中盤の局面の場合もありますし、相手の王将を討ち取る必要はありません。

そのかわり、明らかに有利になるような手を探します。

 

選択肢が与えられている場合もありますので、「次の一手」の方がやりやすい人もいるかもしれません。

 

まとめ

 

今回は、本を使って将棋を一人で勉強するための情報について書きました。

 

手筋や定跡などの知識を身につける勉強と、将棋の読みの力を鍛える勉強の、2種類について簡単にまとめました。

 

 

手筋や定跡、詰め将棋や必至問題、それに次の一手問題は、本がたくさん出版されています。

 

読む本は、自分のレベルに合わせて選ぶのが有効だと思います。

実力がついたら、新しい本を勝って挑戦していくと良いでしょう。

 

また、気に入った本は、何度でも読み返すことになると思います。

 

詰将棋の本などは、考えなくても覚えていて正解してしまうようになったりします。

そうなると、手に取るように自分の上達が実感できるので、楽しいです。

 

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