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2018年、将棋界では女流棋士会によるハロウィンイベントが行われるそうです。
そこで気になって色々と調べてみると、過去にも将棋界のハロウィンイベントが開催されたことがわかりました。
前回のハロウィンイベントは2015年。若手有志の登竜門による催しでした。
ハロウィンといえば仮装ですが・・・
2015年の開催時には、たくさんの若手棋士たちが貴重な仮装姿を披露していました!
そのときの写真は、将棋連盟のページでチェックできます!!
参考ページ(外部リンク): 秋の東竜門イベント2015~今年はハロウィン!?~ 開催報告
今回の記事内容は、企画の概要をチェックするのと、仮装の写真と説明をみた感想とかになります(笑)。
読者の皆さまも是非上記のリンクから、写真をみにいってください!
目次(もくじ)
本題(?)に入る前に、まずは軽くイベントの説明を。
主催や開催場所とかプログラムとか、今後の参考になるかもしれませんので。
登竜門という、将棋連盟の若手棋士の有志団体があります。
関東の若手棋士や若手女流棋士がやっているようです。
ちなみに関西若手の有志団体もあります。「西遊棋」という団体です。
登竜門は、2014年に「秋の東竜門イベント~若手棋士大集合!!~」を開催しました。
このときは、割と普通の将棋の企画だったようですね。
2015年の企画名に「今年はハロウィン」とあるのは、前の年にあたる2014年に行ったのは、ハロウィンイベントではなかったためです。
棋士たちが仮装して登場するというのは、当時としては結構大胆な発想だったと想像しますが、若手らしい思い切りのよさのおかげで、実現できたのだと思われます。
開催場所ですが、東京の東西線・竹橋駅にある、「マイナビルーム」というところでした。
なんと、マイナビの本社だそうです。
マイナビといえば、我々将棋ファンがお世話になることも多い雑誌「将棋世界」を出している会社です。
さらにいうと、女流棋士や女性奨励会員、アマチュアの女性たちが戦う棋戦である「マイナビ女子オープン」を主催しているところですね!
ちなみにマイナビ女子オープンに関しては、アニメ「りゅうおうのおしごと!」で知った方も多いかもしれませんがいかがでしょうか^^
ちなみに開催日は2015年10月31日(土)でした。
さらにいうと、これが正確なハロウィンの日付のようです。皆さんは知っていましたか?
日本ではハロウィンの日付って曖昧になりがちらしいので、知らなくても不思議はありません。
私も例年、「今年もなんとなくハロウィンの季節になってきたなー」とか思っているといつの間にか終わってたりします(笑)。
肝心の企画内容はどのようなものだったのでしょうか?
いくらハロウィンに開催のイベントとはいえ、将棋棋士が開催する以上、単なる仮装パーティーではありません。
プログラムは、下記のようなものでした。
出演棋士は若手棋士ばかりでしたので、指導対局なども含めて、とてもフレッシュな雰囲気で行われたのでしょうね。
新四段自戦解説とありますが、このときの新四段は、近藤誠也四段(当時)と高野智史四段で、どちらもこのイベントに出演されていました。
10月1日付での四段昇段でしたので、いきなり仮装企画に出演させられるという、なかなかの洗礼(?)だったと思います^^
それにしても、どちらの新四段が自戦解説したのでしょうか?気になりますね(笑)。
開催された時間帯ですが、お昼開催、2部構成で、ペア対局からが後半(第2部)でした。
第1部と2部両方の参加の場合、料金は5000円。
決して安くはありませんが、かなり特別なイベントですので、きっと申し込みが殺到したことでしょう。
ペア将棋で戦った棋士ですが、近藤誠也四段-三枚堂達也四段のペアと高野智史四段-八代弥五段のペアが戦いました。
(段位は当時のものです。)
ペア将棋といえば、三枚堂達也六段と八代弥六段は、AbemaTVの「楽屋で一局」のペア将棋編でもやっていましたね。
Abemaさんの番組では若手棋士たちがとても楽しそうにペア将棋を指していました。
2015年のハロウィンイベントの際はさらに仮装までしていたので、きっととても盛り上がったでしょうね^^
さて、いよいよ本題に入りましょう!
棋士たちの仮装についてでしたね。
棋士たちは様々なお化けや架空のキャラクターに扮しています。
以下、どのような仮装やコスプレをしているかをまとめていきます。
括弧内が棋士名です。長くなってしまうので、敬称略でいきます(_ _)
高野四段(当時)の仮装は、「ジャックスパロー」でした。
なんと、海賊です!シリーズ物の映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」に登場する人物です。
映画では、ジョニーデップが演じました。
海賊なんて、優しいお人柄の高野先生とはミスマッチなような。。。
そう思ったのですが、仮装姿は結構似合っていました(笑)。
高野先生の髭姿をみたい方は、必見です^^
受付のときは、別の服装をしていたようですので、ペアマッチ向けの特別仕様なのかもしれません。
八代先生の仮装は、ダースベーダーでした!
有名な映画「スターウォーズ」の敵役ですね。
しかも、光る剣「ライトセーバー」までも用意されていました。
残念ながら、ダースベーダーは、黒いのマスクをかぶったキャラなので、似合うかどうかは判断しにくいのですが^-^
三枚堂先生は、ピーターパンの格好で登場していました。
個人的には、一番はまっていた仮装が、この三枚堂先生のピーターパンではないかと思っています。
緑色の服装も、帽子もとても似合っています。
さて、ここまでは、映画(実写であれアニメであれ)のキャラクターのコスプレ的なものでしたね。
一体誰が考案したのか、意外性があって素晴らしいのですが、これらの他に、もっと定番の仮装をしている棋士もいました。
近藤誠也新四段(当時)は、おばけの仮装でした。
幽霊ともいうのでしょうか、あの、白に黒い目と口がついたやつです。
正確にいうと、頭におばけのかぶり物をしていました。
中々インパクトのある格好ですよね。
近藤将棋には、得体のしれない凄味を感じることがあるので、案外お似合いの仮装だったかもしれません。
他の棋士たちは、だいたいみなさん同じ格好をしていて、白シャツと黒いスーツにカボチャ色(?)ネクタイの棋士が多数を占めていました。
武器をみにつけたり、黒マントを着用したりしてアレンジを加えている感じでした。
(ネクタイは普通の場合や、着用なしの場合あり)
藤森先生などは、顔に赤いペイントをしていました。
おそらく、吸血鬼のイメージではないかと思います。
(ドラキュラとかバンパイアとか?)
それから、高見先生は、長い帽子をかぶっていました。
魔法使いの仮装でしょうか?こちらも非常にお似合いでした。
帽子といえば、中村太地先生も帽子をかぶっていました。これもファンなら見逃せませんね。
面白いことに、佐々木勇気五段(当時)は、ネクタイも普通で、シャツも青色でした(笑)。
でも特に浮いているわけでもなくて、写真では、永瀬先生と一緒に将棋の解説を楽しそうにしています。
このマイペースさが、佐々木勇気先生の魅力ですね^^
ちなみに他に、戸部先生も、集合写真をみる限りは、ほとんどただのスーツ姿でしたが、ちゃんと(?)ハロウィン風のグッズをみにつけていました。
それから、佐藤天彦八段(当時)は、一見すると仮装のようにみえる格好だったのですが、なんと、説明には、「私服」と書いてありました。
やっぱり、西洋の貴族とかの服装なのでしょうか?
写真には、ピエロの格好をした人が写っていて結構目立つのですが、中々誰かわかりませんでした。
出演棋士のリストから丁寧に消去法で調べた結果、なんと門倉先生であることが判明しました。
門倉先生、とてもお茶目な方なのですね。(そういえば確か、佐藤伸哉先生と仲いいのでしたっけ?)
女流棋士も参加していました。
藤田女流、中村真梨花女流、塚田女流、和田女流です。
塚田女流と和田女流は、サプライズ参加だったそうです。
アニメキャラのかぶり物をしての登場でした。
中村女流は、カボチャ色の猫耳(?)みたいなのを、藤田女流は目だし帽みたいなの(?)を顔を覆わずに着用していました。
男性陣の仮装は、悪役とか武器をもったキャラがいるのに対して、女流棋士たちの仮装は、優しい感じの癒し系でした。
色々なキャラがいたので、お客さんもきっと、退屈しなかったでことでしょう。
今回は2015年のハロウィン企画について、将棋連盟サイトに掲載された情報や写真をもとに記事にしてみました。
イベントがとても盛り上がったことが想像できて、少しうらやましくもあります^^
皆さんとても強い若手棋士なのですが、対局や解説のときのお姿からは想像もつかない、楽しそうに仮装パーティー(?)を盛り上げる一面ももっておられ、棋士の先生方は奥深いな、と改めて感じました。