30期竜王戦第三局解説者・高見泰地五段の解説時トークより

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30期竜王戦第三局は、渡辺先生が1勝を返し、まだまだこれからが勝負という感じに
なりました。

 

今回はその時の、高見先生の解説が面白かったこともあり、高見先生の解説についての記事です。

 

正確に言うと、解説の際の雑談(?)になりますが(笑)。

 

それでは、今回は30期竜王戦第三局のときの高見五段の興味深いトークについて書きます^^
 

 

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竜王戦第三局での解説者・高見五段の勉強熱心な発言

 

第三局の2日目の解説は、高見泰地五段と佐々木大地四段でしたね。

高見泰地五段は、藤井聡太四段と順位戦で対局したこともある若手棋士で、AbemaTVにもよく登場します。

一方、佐々木大地四段については、このブログの読者の皆さまはすっかりおなじみでしょうか(笑)。

 

私は佐々木四段の解説も好きですが、今回は、高見五段に焦点を当てます。

 

高見五段の発言「できるなら現地で竜王戦を観たい」

 

さて、2日目の解説の出だしのあたりだったかと思いますが、
高見先生から見出しのような発言がでました。

 

AbemaTVの中継は、タイトル戦の行われている現地ではなく、東京からお届けされているらしいのです。

 

なるほど、言われてみれば、現地のホテルの様子や対局室の様子も流してくれるのですが、
立会人など、現地の関係者が登場することはありませんね。

 

高見先生の発言の趣旨は、「現地で勉強したい」というものでした。
やはり棋士にとっても、実際にタイトル戦が行われる「場」に行かなければ体感できない
雰囲気から学ぶことが大切なのでしょうね。

 

高見五段は将棋と学業を両立した棋士

 

将棋界というのは凄いところで、学業と将棋を両立してきたプロ棋士、というのが結構な人数いらっしゃいます。

 

例えば、最近王座を奪取した中村太地先生などはその最も顕著な例ですね。

 

実は高見先生も大学を卒業されています。

立教大学の出身です。

 

池袋にある大学ですね。

池袋は、ジュンク堂という大きな本屋がありますが、高見五段が居ても違和感なさそうですね^^

 

高見五段は、学業と将棋を立派に両立したのですね^^

兄弟子の勝又先生もツイートで卒業時の写真つきで高見五段をほめています。

石田一門は温かいですね^^

 

高見五段は30期竜王戦第三局初日は大学でAbemaTVの中継を視聴

 

AbemaTVの30期竜王戦第三局2日目の中継の午前の会話で、その前日に高見先生が大学祭に行った話がでます。

 

実はその大学祭というのが、立教大学の文化祭ことで、
将棋部の現役学生部員との公開対局をしにいったのだということが、ツイッターで軽く調べると分かります。

 

そして、これはAbemaTVの30期竜王戦第三局2日目で言っていたのですが、
将棋部で高見先生は、30期竜王戦第三局初日のAbemaTVの中継を見ていたそうです。

つまり、その日は、自分の対局だけでなく、他のプロ棋士の対局の観戦もしていたわけですね。

 

やはりプロ棋士は将棋熱心ですね!

こういう姿勢は見習いたいですね。

 

解説で困った時の高見五段の裏技(?)

 

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さて、タイトル戦などのトップ棋士の将棋には、当然ながら難解な局面が現れてきます。

 

プロ棋士でも判断に迷う局面で、次の一手の予想も簡単ではありません。

 

そいういうときの対応は、棋士によって様々ですね。

個人的には、佐藤-稲葉の名人戦の解説で、解説の西尾先生が悩みつつ行う解説が、
臨場感があって印象的でした。

 

高見先生は、そいういうとき、「テレフォン」とか「オーディエンス」という謎の言葉を発します。

 

この謎の呪文(?)の正体は、昔あるクイズ番組で使われていた用語(?)です。

 

そのクイズ番組とは、この前の選挙のときにAbemaTVのニュース番組にも登場しておられた、タレントの「みのもんた」氏が
司会をつとめていた「クイズミリオネア」のことです。

 

クイズ番組って、昔から色々と特徴的なものがありましたけれど、「ミリオネア」最大の特徴は、
賞金をかけて一人の人が挑む、というものです。

 

凄い賞金が懸っていますので、緊張する番組です。

 

簡単に脱落してはつまらないので、ヒントをもらえる仕組みが用意されていました。

 

そのヒントは、「ライフライン」と呼ばれ、いくつかの種類がありました。

 

予め待機してもらった知り合いに電話して助けを求める「テレフォン」、会場に集まったお客さんに
答えを投票してもらった結果を見ることができる「オーディエンス」、そして選択しを2つ(もともとは4つ)
までに絞れる「フィフティ・フィフティ」があります。

 

高見先生はAbemaTVの解説に困った時、たまにライフラインを使う宣言をするわけです^^

 

これが具体的にどういうことなのか、私はいつもうっかり注意が別のことに向いてしまうので
実は分からないのですが(笑)、おそらく別の若手棋士に意見を聞くことをいうのでしょうね。

 

今度AbemaTVでタイトル戦中継を観るときは、このあたりにも注意して観てみたいです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回は高見五段の発言から興味深いものを取り上げてみました。

まじめなものも、楽しいものもありましたね。

 

高見先生の解説は毎回面白く、今回拾い切れなかったものもまだあります。

 

ですので、また機を見て書いてみたいと思います。

 

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