本田奎四段、タイトル挑戦まで後2勝!棋王戦挑戦者決定トーナメント状況

【本記事に関係する最新情報(2019年12月4日投稿)】 本田奎四段、棋王戦挑戦者決定戦へ!相手は広瀬or佐々木大!いつ決まる?

折田翔吾アマの棋士編入試験5番勝負の相手となる

5名の棋士の一人である本田奎四段。

 

折田アマの編入試験は将棋界の枠を超えて注目されていると思いますので、

これをきっかけにして本田四段に興味をもった方も多いと思います。

 

しかしなんと、本田奎四段は近くタイトル戦の挑戦者になる可能性があり、

その意味では、編入試験の試験官であること以上に大きな活躍をしているといえます。
 

 

本田奎四段がタイトル挑戦しそう!

 

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本田奎四段は、1997年7月5日で、22歳の若手棋士。

2018年10月1日に四段昇段つまり棋士デビューということなので、

プロ棋士になってから2年目を迎えているフレッシュな棋士です。

 

そんな新人棋士である本田四段が、大活躍している棋戦があります。

 

棋王戦挑戦者決定トーナメント本戦決勝へ!

 

その棋戦とは棋王戦です。

なんと、挑戦者決定トーナメント本戦の決勝に進出を決めています。

なお、「本戦の」とつけたのは、厳密な意味では決勝ではないからです。

真の決勝は、敗者復活トーナメントの勝ち上がり者との勝負です。

 

参考ページ(日本将棋連盟サイト): 本田奎四段が丸山忠久九段を破り勝ち進む 第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント

 

タイトル挑戦は最短なら後2勝

 

最短ルートを進んだ場合、本田四段は、タイトル挑戦まで残り2勝です。

 

最短のシナリオでは、本戦で優勝して、敗者復活トーナメントの勝ち上がりトーナメントの勝者との

変則番勝負に一つ勝てば挑戦、という感じになります。

また、もしも本戦で負けても、自身が敗者復活組にまわることができます。

 

その場合でも、敗者復活トーナメントで一勝すれば、

挑戦者決定戦である変則2番勝負に進出できます。
 

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本戦優勝した場合は、変則2番勝負で1回までなら負けてもOKです。

本戦決勝と合わせて、2連勝または、1勝のち1敗して1勝(の2勝1敗)が挑戦のための条件となる感じです。

 

本戦決勝で負けてしまった場合は、

敗者復活トーナメントで一つ勝って2番勝負に進出し、

そこから2連勝しなければなりません。

本戦決勝と合わせて考えると、

1敗のち3連勝(の3勝1敗)が挑戦のために必要な条件となります。

 

 

もちろん、後で説明するように、
対戦はとても手強い棋士になるので、決して平坦な道ではありません。

それでも、山本四段が棋王戦のタイトル挑戦者になって、

渡辺明棋王(王将と合わせて三冠)との5番勝負になる可能性も十分考えられるので、

どうなるのか、今後の結果が楽しみですね。

 

本田奎四段の棋王戦の対戦相手

 

本田四段が棋王戦で勝ってきた相手と今後の対戦相手についてです。

すごい棋士たちを倒してきたのですね・・・!
 

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本田奎四段が棋王戦予選で勝った相手がすごい

 

予選の段階で、そうそうたる顔ぶれ相手に勝利しています。

 

  • 勝又清和六段
  • 中村修九段
  • 阿部光瑠六段
  • 永瀬拓矢七段(当時)
  • 増田康宏六段

 

はじめに、将棋の戦法のトレンドにとても詳しい勝又六段、

そして次に、約30年前の「将棋界の戦国時代」の覇者の一人でもある中村修九段を

破っています。

 

さらに、阿部光瑠六段、永瀬拓矢七段(当時)、増田康宏六段という、

強い若手棋士たちを破りました。

このうち、特に永瀬拓矢七段は、叡王と王座のタイトルをとって二冠になり八段昇段していますし、

増田康宏六段も、将来タイトルをとるかもしれないといわれてきた天才です。

阿部光瑠六段にしても、コンピュータを使って最先端の戦法を研究している強い棋士です。

 

行方尚史九段、佐藤天彦九段に勝ち本戦準々決勝へ

 

本田四段は挑戦者決定トーナメントで、行方尚史八段(当時)、

佐藤天彦九段という強敵を破って本戦の準々決勝に進出しました。

 

なお、行方尚史先生は、2019年11月に九段昇段されています。

おめでとうございます!

 

A級棋士で名人挑戦経験もある行方九段や、

名人戦で3連覇した佐藤天彦九段に勝つなんて、

プロデビュー後1年くらいの四段とは思えませんね!

(一昨年くらいにもそういう人がいましたが^^)

 

村山慈明七段、丸山忠久九段に勝ち本戦決勝へ

 

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本田奎四段は挑戦者決定トーナメントでさらに、

村山慈明七段、丸山忠久九段に勝っての本戦決勝戦進出となりました。

 

村山七段は、NHK杯優勝経験もあり、
叡王戦では七段予選で藤井聡太七段を止めたことで株を上げました。

 

丸山忠久九段は、名人獲得経験があり、羽生世代の一人として、

今でも将棋界のトップ層に居続けている棋士です。

 

 

このように、名人経験者2名やトップ棋士を含む
そうそうたる相手を破ってきた
本田四段の実力と勢いは、相当なものだろうと思われます。

 

次の相手は広瀬章人竜王

 

しかし、棋王戦挑戦者決定トーナメント本戦最後の相手は、

あの広瀬章人竜王です。

 

羽生善治九段のタイトル100期獲得を阻止した人物ですね。

最近も、藤井聡太七段が後1勝でタイトル挑戦となっていた王将戦挑戦者決定リーグ戦の最終局で、

藤井七段の挑戦を阻止し、自身が渡辺明王将への挑戦者になったり、

豊島将之名人に竜王戦7番勝負でカド番に追い込まれていながら1勝を返し、

ストレート負けを回避する活躍をみせています。

広瀬竜王は、ここ一番で勝負強さを発揮している印象ですね。

 

この棋王戦挑戦者決定トーナメントでも、

佐々木大地五段という、谷川九段や羽生九段に勝って上がってきた若手棋士を

破っての進出であるあたり、広瀬竜王にはすごみを感じます。

 

敗者復活戦には丸山忠久九段・佐々木大地五段

 

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敗者復活組には、本田四段と広瀬竜王が下した、

丸山九段と佐々木五段がいます。

 

もしも広瀬-本田戦の敗者は、この二名の勝者との対局になります。

 

敗者復活戦の相手が丸山・佐々木どちらであっても強敵ですし、
変則2番勝負では敗者復活側はかなり不利なので、

広瀬・本田両名ともに、相手に勝って2番勝負に進みたいところですね。

 

本田四段が広瀬竜王に勝った場合でも、

広瀬竜王が復活してくる可能性もあります。

 

藤井七段のこともありますし、

果たして本田四段がタイトル挑戦者になれるかどうか、

どの展開になってもスリリングな気持ちで見守ることになりそうですね。

 

まとめ

 

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デビュー後1年と少しの新人若手棋士・本田奎四段が、

渡辺明三冠のもつタイトルの一つである棋王への挑戦まで

後2勝というところまで迫っています。

 

棋王戦の敗者復活と変則2番勝負という独特の仕組みによって、

次の対局の結果次第で必要な勝ち数は変わってきますが、

藤井聡太七段が王将戦で挑戦まで後1勝となったことに匹敵する

快挙だと思います。

 

もしも挑戦者になれば、四段でのタイトル挑戦は、

郷田真隆・現九段以来ということになるはずで、

将棋史上でもまれな出来事です。

 

折田翔吾アマのプロ編入試験の5番勝負の4人目の相手であることと合わせて、

本田四段には大いに注目しておきたいですね。

プロ側が1勝を返さないと、折田翔吾アマと本田四段の対局は実現しませんので、

折田アマがストレートでプロ四段になるのか、それとも試験官側の

出口四段や山本四段が意地ををみせるのかが鍵になってきます。

 

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