竜王戦大船渡開催で東日本大震災からの復興が進みますように

コンビニで「週刊新潮」を軽く立ち読みし、渡辺明竜王の連載も読みました。

今期(30期)竜王戦の第一局と第二局のことが触れられていました。

 

それで、第二局に関連する内容の記事を書きたくなったので、ここに書きます。

将棋の内容の話ではなく、第二局の開催地の大船渡に関連する話です。

 

被災地・大船渡でのタイトル戦開催

 

ご存じの方も多いと思いますが、今期の竜王戦第二局の行われた岩手県大船渡市は、東日本大震災の被害を受けた地域です。

タイトル戦の開催には、被災地である大船渡、そして東北地方への応援という意味があります。

 

竜王戦・大船渡対局では、7七桂打の妙手が出る

 

30期竜王戦の第二局では、終盤、羽生先生から絶妙な手が出ました。

週刊新潮でも渡辺先生が取り上げていた、「後手7七桂打」という手です。

 

羽生棋聖の後手7七桂打(外部リンク)

 

珍しい筋で、他の棋士たちを感心させるような手で羽生先生が勝利しました。

確かAbemaTVでも、解説の棋士の先生が、この手が印象的だったと言っていました。

 

終盤でこのような良い手が出たということは、この一局は見ごたえのある好局だったといっていいと思います。

 

素晴らしい将棋が、復興へのエールになったことでしょう^^

 

さて、実は、大船渡でのタイトル戦開催は今期竜王戦に限った話ではありません。

 

2012年度王将戦第三局は大船渡で開催

 

2012年度の王将戦では、佐藤康光王将(当時)と渡辺明竜王が戦いました。

王将戦は年明けから3月中旬までの期間の開催で、大船渡での対局となった第三局は2013年2月13・14日でした。

震災から2年弱で、タイトル戦の舞台となることができるほどに復興したのですね。

 

大船渡でタイトル戦が戦われるのはこのときが初めてだったそうです。

 

将棋の王将戦、大船渡で開催(2月13~14日)(外部リンク)

 

まさに東北の支援のために初めてのタイトル開催に踏み切ったわけで、将棋連盟やスポンサー、大船渡の皆さまの英断には敬意を表したいです。

 

このときの対局は、佐藤康光先生が相手の渡辺先生の攻めを堂々と受けて立つ将棋で、見事勝利されていました。

 

第62期王将戦7番勝負/第3局「これぞ康光流!佐藤王将、炎の勝利」(外部リンク)

 

佐藤康光先生の気迫あふれる将棋で、被災地も勇気をもらえたことでしょう。

 

一方、この第三局では惜しくも負けてしまった渡辺先生ですが、その後勝ち続け、王将位を奪取しています。

 

囲碁の42期棋聖戦が大船渡で2018年開催

 

なんと将棋だけでなく、囲碁のタイトル戦も大船渡で開催が決まっています。

 

井山裕太棋聖(7冠)と一力遼八段が戦う、第42期棋聖戦7番勝負の第4局が大船渡で行われます。

 

囲碁の棋聖戦は、将棋の竜王戦と同じ読売新聞がスポンサーをしていて、日本の囲碁界のビッグタイトルです。

 

この前天元戦5番勝負で一力遼八段に勝ち7冠を堅持している井山7冠。

リベンジマッチで7冠の一角を崩そうとする一力八段。

 

これもまた熱い勝負ですね!

 

熱い頭脳の戦いで、盛り上げてほしいですね!

 

大船渡や陸前高田の復興はまだまだ途中?

 

囲碁や将棋にも応援され、復興は着実に進んでいきそうです。

しかし、現状まだまだ震災の影響は残っているようです。

 

大船渡の海岸には未だに船が沈む

 

以下の記事によると、2016年の12月の時点、震災から6年ほどが経過した時点でも、まだ地震の残した影響が残っていました。

 

震災の爪痕、なお海底に 岩手・大船渡の越喜来湾(外部リンク)

 

大船渡の海岸付近の海の底には、漁船が複数沈んでいました。

 

船以外にも、地上から流された自動車などが沈んでいる可能性もあるとのことでした。

現在は、それからさらに1年ほどになります。

しかし調べてもその後の経過の情報がでてきませんので、未解決なのだと思います。

 

陸前高田の復興もまだまだ大変?

 

渡辺竜王は、大船渡への移動の途中、陸前高田を見たそうです。

渡辺先生の記事から受ける感じだと、陸前高田にはまだ復興に至るまでが大変な地域がありそうです。

 

津波で街ごと流されてしまったという陸前高田。

 

震災の祈念公園をつくろうとしているそうなのですが、その作業自体がかなり大変そうです。

 

震災の爪痕を取り除く作業が完了し、犠牲者追悼のための施設ができあがるまでに、まだまだ年月が必要そうですね。

改めて東日本震災の重みを思い知ります。

 

囲碁・将棋ファンはふるさと納税で復興支援しよう

 

将棋や囲碁のタイトル戦が行われるようになった大船渡。

将棋や囲碁のファンであれば、応援したくなりますね。

復興のためとなれば、なおさらです。

 

でも、現地に観戦ツアーに行ったりしないと、応援できないのでは?

 

そんな疑問を持った方もいるかもしれません。

 

そこで検討したいのが、例の「ふるさと納税」というシステムです。

 

ふるさと納税っていつからあったの?

 

以前このサイトでふるさと納税を紹介したことがある私ですが、実は比較的最近まで知りませんでした。

 

コンビニで立ち読みした何かの雑誌で、なんとなく知っていたのですが。

でもどういうわけか天童市のふるさと納税の存在を知ってブログ記事を書きました。

それでふるさと納税という言葉がすっかり身近に思えるようになりました。

 

でもよくよく考えてみると、ふるさと納税のことを私はまだまだよく知らなかったのですね。

 

調べたところ、ふるさと納税は、平成20年、西暦でいうと2008年から始まった制度です。

 

ふるさと納税は東日本震災をきっかけに有名に

 

はじめは知名度が無かったのですが、東日本大震災をきっかけに有名になったそうです。

 

こうして「ふるさと納税」は生まれた(外部リンク)

 

震災の後、被災した地域のために何かしたい、と思う人がこのシステムを使って支援を行ったわけですね。

 

天童もいいけれど大船渡も応援したいかも?

 

そういった歴史がありますので、ふるさと納税で被災地の復興を応援するというのは、ごく自然なことです。

 

以前の記事では、将棋の町・天童市を応援しようと書きました。

確かに天童市のお礼の品は、将棋ファンにとってとても魅力的です。

 

でもここまで読んできてくれた皆さまには、大船渡を応援したい気持ちも湧いてきているかもしれませんね^^

 

実際、大船渡の、ふるさと納税のお礼の品は、お魚やあわび、いくらなどの海産物で、魅力的です。

 

海産物は放射能が気になる、という方もおられるかもしれません。

そういう方は、他のお礼の品も検討してみてください^^

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

今回の記事執筆のための調べを通して、私も色々と勉強になりました。

 

ところで、復興ではないけれど、タイトル戦で町おこしをという発想は、「3月のライオン」にも出てきましたね。

山形出身の棋士・島田開八段が故郷の町おこし(村おこし?)のために、奮闘するエピソードがありました。

宗谷獅子王に挑戦の番勝負で、山形が舞台となる第六局の開催を実現されるために、2勝しなければ、と言っていました。

 

大船渡は、どのタイトル戦も7番勝負で、第ニから第四局の開催なので、必ず開催できます。

この開催日程なら、島田八段のようにプレッシャーを感じなくてすみますね^^

 

いずれにしましても、今回の竜王戦第二局の開催や、その他のタイトル戦の開催が、東日本大震災からの復興のために、役に立てば、将棋ファンとしては嬉しいですね。

タイトル開催をきっかけに、復興に関心を持つ人もまた増えるでしょうし^^

 

そして、被災地域のことを心配される渡辺先生は、将棋ファンにとっても誇りです。

竜王戦はいよいよカド番に追い込まれ、羽生棋聖が永世7冠達成に向けて勢いをつけてきています。

羽生先生の偉業達成を見たい気持ちもありますが、渡辺先生にも踏みとどまっていただき、フルセットの7番勝負を是非みたいです。