藤井聡太四段公式戦二人目のA級激破かけ深浦康市九段と激突

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今回は、2017年12月23日の、叡王戦本戦の藤井聡太四段と深浦康市九段の対局を目前にしての期待感を書いてみます!

 

藤井四段と深浦九段がついに公式戦で激突!舞台は叡王戦

 

深浦康市九段藤井四段との公式戦対局が行われるのは、叡王戦の本戦トーナメントです。
段位ごとの予選が行われ、いよいよ本戦がスタートしている叡王戦。

 

タイトル戦に格上げされてから最初の叡王戦は、必然的に注目が集まります。
本戦は、すでに終わったものも含めて、楽しそうなカードが組まれていますし、段位の違う同士の対戦は、同時に世代間対決でもあったりもして興味深いです。

 

 

そのような舞台で、いよいよ来ましたね。

 

 

非公式戦であるAbemaTV・炎の七番勝負でも対戦した藤井四段と深浦九段の、公式戦初対局です!

 

思えば、炎の七番勝負で、藤井四段が驚異の新人として一気に注目されたのは、A級棋士である深浦九段戦での勝利によるところが大きかったです。
もちろん、その後の佐藤九段、羽生三冠(当時)に対してもたてつづけに勝利したことははさらに大反響を起こしましたが。

 

結局その後の藤井四段の29連勝という活躍が、炎の七番勝負での活躍以上にすさまじかったわけで、藤井四段が叡王戦予選を突破して本戦の舞台に登場していることも藤井四段の充実を物語っています。

 

 

それはともかく、今回の叡王戦での対戦は、藤井四段、深浦九段ともに楽しみしていることは間違いありません。
それでは、もっと詳しくそのあたりにフォーカスしてみましょう!

 

深浦康市九段の公式戦での藤井四段との対局へのモチベーション

 

深浦九段にとって、藤井四段との公式戦が楽しみであることは、容易に想像できます。
ここでは、深浦九段の藤井戦へのモチベーションが高いことの根拠を書いておきましょう。

 

将棋世界2017年7月号掲載の深浦九段の言葉

 

深浦九段は当然、炎の7番勝負のリベンジに燃えていることでしょう。

 

その一方、次のような発言もあります。
将棋世界2017年7月号掲載のインタビューで、藤井四段はどのくらい強いかを問われたときに深浦九段が答えた言葉です。

 

公式戦で上位陣と当たっていないのでなんとも言えませんが、普通はそこで壁に当たり、真価を問われますよね。

 

実際、藤井四段の連勝を止めた佐々木勇気六段をはじめとするトップレベルの棋士たちに公式戦で藤井四段は敗れてきています。

しかし、「壁」として立ちふさがる棋士たちに負けても、魂の7番勝負での勝利や、公式戦の高勝率の維持など、藤井四段は調子を結果を出し続けてきました。

 

深浦九段が壁になることができるか、それとも藤井四段の「真価」を証明することになるのか、結果が楽しみですね。

 

深浦九段は、将棋世界2017年7月号掲載のインタビューで、次のような言葉も述べています。

 

実際に当たるのは、それほど遠くなさそうに思います。それまでの将棋を調べて把握し、分析して臨まないといけないと思います。

 

気合い十分のコメントに、将棋ファンは嬉しくなってしまいますよね^^

 

弟子・佐々木大地四段を負かされている

 

藤井四段が杉本昌隆七段の愛弟子であるように、佐々木大地四段という愛弟子が深浦九段にはいます。

 

新人王戦では藤井四段に勝った佐々木大地四段ですが、叡王戦の予選では逆に藤井四段に負かされています。

もしも佐々木大地四段が予選突破していたら深浦九段との対局が実現していたかもしれません。
佐々木四段にしてみれば、少し残念だったかもしれませんね。

 

ともかく、深浦九段にしてみれば、自分だけでなく弟子も負かした相手ということで、藤井四段相手に是非とも勝っておきたいところですね。

 

藤井四段にとっての叡王戦・深浦康市九段戦へのモチベーション

藤井四段にとっても、今回の深浦戦へのモチベーションはかなり高いものがあると思います。

もちろん藤井四段のこと、トップ棋士との対局自体を楽しみにしていることは間違いありません。
でもここでは、もう少しだけ詳しく、今度の深浦戦の意義をみてみましょう。

 

藤井四段が勝てば公式戦で2人目のA級棋士激破となる!

 

藤井四段は、朝日杯でA級棋士の屋敷九段に勝利しています。
これでA級棋士に公式戦で初勝利となりました。
藤井四段の、屋敷戦以前の公式戦での対A級棋士の対局は、豊島八段との棋王戦がありましたが、そのときはチャンスをものにできませんでした。

 

朝日杯でいよいよ公式戦でA級棋士に勝利し、藤井四段の実力がこれまで以上に認められてきているものと思われます。

 

 

深浦九段に勝てば、公式戦でA級棋士に2連勝となります。
炎の7番勝負や魂の7番勝負のとき以上に、藤井四段の実力が認められることとなります。

 

藤井四段が勝てば行方八段との公式戦が実現!

 

藤井四段にとっては、深浦九段にもし勝てればさらに嬉しいことがあります。

 

 

もし勝てば叡王戦本戦の次の相手が、行方八段だからです!

 

行方八段は、AbemaTV・魂の7番勝負で、藤井四段が7名のトップ棋士の中から、対戦相手として指名した相手でしたね。
「格好良い先生」という理由で指名された行方八段は、藤井四段と同じで詰将棋が好きな棋士でもあるので藤井四段にとって親しみやすい要素もあります。

 

早くも公式戦での対局が実現すれば、望外の喜びとなるでしょう。

 

一方の行方八段は、藤井四段と公式戦で激しい戦いを繰り広げた澤田六段を破っての2回戦進出となっており、なんとも期待感の高い展開ですね。

 

まとめ

 

いかかでしたか?

朝日杯に叡王戦と、いよいよ藤井四段とトップ棋士たちとの戦いが本格的に始まってきた感があります。
NHK杯や銀河戦で敗れてしまった藤井四段ですが、朝日杯や叡王戦で決勝進出できるよう、応援していきたいところですね!

 

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