炎の七番勝負第1局・第2局の全棋譜を公開してくれている日本将棋連盟サイトとAbemaTV将棋チャンネル編集局を応援しよう

【当サイトの記事はPRを含む場合があります。】

前回は、将棋連盟の公式サイトについて、どのようなコンテンツがあるのかを書いてみました。

 

今回は、前回書き残したことについてです。
(なお、この記事は「炎の7番勝負」がまだ全局放送が終わる前に書かれました。その後、将棋連盟サイト上では「炎の7番勝負」全局の解説が掲載されました!)

 

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炎の七番勝負第1局・第2局の全棋譜と解説が読める将棋連盟サイトの将棋コラム

 

将棋ファンを楽しませてくれている、AbemaTV将棋チャンネルオリジナル番組「炎の七番勝負」も、残りあとわずか2局となりましたね。

 

ほとんど毎日これまでの対局のどれかが再放送がされているようなのですが、中々時間が合わなかったり、そうでなくても一つ一つが結構長時間ですので重要な局面を見逃してしまったりしてしまいますよね。

 

今回の皆さんにお伝えしたいことは、本記事のタイトルの通りなのですが、ご存じなかった将棋ファンの読者さまには、まさに朗報ですよね?

 

今回は、将棋連盟サイトの炎の七番勝負についてのコラム記事が、連盟サイトの将棋コラムの中でも特別なものであるということを書いてみます。

 

図面つきの記事多数の日本将棋連盟ブログ

 

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将棋連盟のサイトの「将棋コラム」には、プロ棋戦についての解説・コメントが書かれた記事や、上達のための手筋についての講座的な記事があると前回このブログで書きましたね。
まずは、これに関してちょっとした補足をさせて下さい。

 

将棋連盟のサイトの図面について 図面とは何か

 

連盟のサイトを見た方はご存知でしょうけれど、それらの記事には、図面がついています。
この図面という言葉は前回もちょっと出しましたが、説明をしていませんでしたね。
「図面」というのは簡単言うと、将棋盤の図です。

9かける9のます目である盤の上における駒の配置と先手・後手の持ち駒が書かれています。
新聞や雑誌で見たことのある方も多いでしょう。
詰将棋の問題なども、図面を使って表現されます。

 

「図面」というと駒は文字だけで五角形が省略さているものを指すのが普通かもしれませんが、ここではそういう細かいことは気にしないようにしましょう。

 

将棋連盟のサイトの図面について ボタン付きの図面はちょっと面白い

 

私が見る限り、将棋連盟サイトに出て来る図面には、大きく分けて2種類あります。
一つ目のタイプは、単なる画像です。おそらくは何らかの将棋ソフトを使って局面を表示させたものだと思います。

 

二つ目のタイプも、将棋ソフトによる図面表示(?)です。実は、見た目は一つ目のタイプと全く同じです。

ただし、このタイプは面白いことに、図面の下にボタンがついています。
「反転」というボタンを押すと先手後手が入れ替わった図面が表示されます。

もうひとつのボタン、「棋譜保存」ボタンを押すと、「#KIF version=2.0」とか、ちょっと暗号みたいなテキストが書かれた画面がでてきます。

専門的な話は省略しますが、これは「Kifu for Windows」という種類の棋譜形式のファイルで、これを保存して、この形式に対応している将棋ソフトから開くと、棋譜ファイルの示す図面が表示できるはずです。

暗号風の文字よりも下には、将棋の図面を文字だけで頑張って再現したようなものが書かれています。

人間にも一応読めるような形式を使って、ソフトも図面を読み込むのですね。何だかソフトに親しみが湧きませんか?

 

 

「まいにち詰将棋」のコーナーも、この二番目のタイプで、ボタンがついています。
ただし、押せるボタンの種類が多いです。

 

まず、下の方に注目すると、「クリックしてヒントを表示」と書かれたボックスがあります。実際にクリックすると詰将棋を解くためのヒントがボックス内に現れます。

もう一つ、「解答を表示」というボタンがあって、クリックで正解手順が現れます。

 

ヒントと正解のボタンよりも上、図面のすぐ下の部分には、一手先に進むボタンと一手前に戻るボタン、初期配置に戻すボタンと最終図を表示させるボタン、さらには自動再生ボタンがあります。

自動再生はゆっくりと一手一手動かしてくれるので、どうしても自力で解けないときに、途中まで答えを見て続きを自力で考える、というような勉強をするときに便利です。

 

炎の七番勝負第1局・第2局の全棋譜と解説が読める将棋連盟サイトの将棋コラム

 

さて、話を将棋コラムに書かれた炎の七番勝負第1局・第2局の記事に戻しましょう。

 

対局背景や対局者コメントが読めるAbemaTV将棋チャンネル編集局さんの記事

 

炎の七番勝負の記事のライターは、AbemaTV将棋チャンネル編集局さんがつとめています。
対局を企画・実行するだけでなく、このような解説コラムも執筆するAbemaTV将棋チャンネル。

将棋ファンにとって嬉しい存在ですね!

 

放送時にうっかり聞き逃してしまいがちな、対戦相手の情報についても書かれているのがありがたいポイントです。

また、藤井四段が注目される理由についても、その背景の説明が書かれていたりしますので、将棋ファンになりたての方は是非チェックしてみてください。

 

対局の中で現れた注目シーンについての解説と、局後の藤井四段のコメントも記載されています。
私も通しで見ても局面が難解なのと、感想戦も進行が速いので、よくわからないうちにいつのまにか勝負がついてしまっていた、という感じになって、どこがポイントだったのか分からなくなってしまうことも多いです。
そういう将棋ファンにとって、将棋連盟のサイトという信頼できる場にこうした解説記事が存在することは非常にありがたいですね。

 

炎の七番勝負第1局・第2局の全棋譜が手に入るAbemaTV将棋チャンネル編集局さんの将棋コラム記事

 

炎の七番勝の解説コラムには、図面があります。一つは、他の棋戦のコラムと同じで、反転と局面の保存ができる、本文での解説のための図面です。

 

もう一つの図面は、一局を通しで見ることができます。
詰将棋の場合と同じように、局面を進めたり戻したりできるボタンと、自動再生ボタンがついています。

詰将棋の場合に解答が表示されるところに、棋譜の符号(「7六歩」など)がでます。
でもそれよりも、「棋譜保存」のボタンを是非押してみてください!

 

他の棋戦のコラムの場合、その局面の図面の情報しか出てこないのですが、全棋譜用の図面の場合、ひと味違います!

 

第一手目からの棋譜が出てくるのです!
しかも第1局の藤井-増田戦の場合、その棋譜に消費時間まで書かれていますよ!

 

この、「棋譜保存」のボタンで出て来る棋譜を保存すれば、ソフトで炎の七番勝負を再現することもできるはずです。

「Kifu for Windows」形式を読み込めるソフトをお持ちの方は、是非試してみて下さい。

 

ちなみに私は、紙にプリントして、自分の木製の将棋盤と駒で再現してみようかな、とか思っています。

 

炎の七番勝負第3局以降の解説記事も期待してます、AbemaTV将棋チャンネル編集局さん!

 

さて、炎の七番勝負はずでに第5局までが終了しています。
将棋連盟サイトのコラムには、第1局・第2局までの解説が掲載されていますが、第3局以降は執筆されないのでしょうか?

 

実は、第2局の藤井-永瀬戦の記事が更新されたのは、2017年4月9日です。
この日に、第5局の藤井-深浦戦が放送されました。

 

ということは、第5局の藤井-佐藤戦が放送される2017年4月16日くらいに、第3局の藤井-斎藤戦の記事が更新されるのかもしれません!

実際、第1局の記事は2017年4月2日に更新されており、1週間に1記事ペースで公開されているわけですから、可能性は高いと思っています。

 

ということで皆さん、第3局以降の解説記事も棋譜つきで公開されることを期待して、ライターのAbemaTV将棋チャンネル編集局さんを、心の中で応援しましょう!

 

まとめ

 

将棋連盟ウェブサイト上で読める将棋コラムの中でも、全棋譜が公開されている、炎の七番勝負の記事は我々ファンにとって非常にありがたい存在です。

 

注目の対局をポイントを絞って分かりやすく解説してくれる、AbemaTV将棋チャンネル編集局を応援すれば、きっとその素晴らしい解説コラムを最終局まで執筆してくれるはずです^^

 

なお、2017年将棋世界5月号の、予告をみると、第七局の羽生三冠との対局が将棋世6月号でとり扱われるみたいです。
こちらもあわせて注目しておきたいですね^^

 

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